introduction 美琴 Accounting !! ~簿記の基礎知識講座 工業簿記編~とは?
「どうも~作者の剣世炸です~」
「こんにちは!先生!!」
「あ~!!煉先輩が、メガネかけてる~!!」
「(メガネかけてる先輩、素敵すぎる♪)」
「高3で視力が落ちちゃってな…」
「…ていうか、美琴は知ってるだろ!?」
「まぁ、ね♪」
「剣世先生!こんにちは!」
「お姉も来たんだ…」
「来るに決まってるでしょ!」
「役者は全員揃いましたね♪」
「今回の「美琴 Accounting !!~簿記の基礎知識講座」では「工業簿記」について、美琴さんに学んで頂きます」
「舞台は、煉君がけやき商を卒業し、銀杏大学の1年生となった年です」
「私が高校3年で、煉先輩から「部長」を引き継いだ年ですね!」
「私は、無事に「日商簿記3級」を取得して、高校2年に進級してます」
「俺は、銀杏大学で「財務諸表論」や「原価計算論」といった講義を受けています」
「3級商業簿記が「販売業」の簿記だったのに対し、今回の工業簿記は「製造業」の簿記です」
「工場で製品を製造する際、材料や人件費、電気代などさまざまな「費用」をかけて製品を製造しますが、製品1個当たりの製品原価がどの位かかっているのかを明らかにし、それに基づいて販売単価を決める…これが工業簿記が行われる目的です、ね」
「さすが私の分身!大学に進学してからも、勉学を怠っていないみたいですね!!」
「先生、過去の自分自身を、あまり褒めないで下さい…」
「それにしても、工業簿記って、通常は高校3年から勉強するものですよね…」
「あらっ。私は2年のうちに勉強して、この前の2月に「日商簿記検定2級」に合格したわよ!」
「真琴!そうだったのか!!よく勉強したな!!」
「先輩には、負けていられませんから!!」
「そういうことなら、私も負けてられないわ!」
「恐らく先生のことだから、俺がちょくちょくOBとしてけやき商に足を踏み入れて、部活だの勉強だのを教えに来た!とかいう設定で話が進むんだろうな…」
「その通りです!」
「商業簿記とは考え方が少し異なりますが、早い話、商業簿記の「仕入」の部分が、工業簿記では「製品の製造」になり、その計算方法について学んでいくこととなります。」
「私もついているんだから、美琴、安心しなさい!!」
「え~~私は先輩に教わりたいなぁ…」
「美琴!何か不満そうだけど…」
「べっ、別に何でもないですよ~」
「にゃ~~お♪(工業簿記編は、3級商業簿記編に比べ、内容が難しくなっています。ストーリーをご覧頂き、叱咤激励のご感想を頂けると嬉しいです♪)」
「あっ、剣世先生から窓から外へ…待って下さい!!先生!!!」
chapter1 に続く♪