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冥王さま異世界に憧れる。  作者: なまけものなのな
始まりの街編
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押しつぶされる。やっぱり異世界?

「ここは、どこだ?」

辺りを見渡す…ボヤけているが、どこかの焼け野はらにいる感じだが何か違う。空は黒に赤みかかって茶色ところもある。

時々場所が変わるような固定した場所にいない。

「いっ!!」

体を動かそうと歩こうと思うが動かない。

更に、重くなり体を動かすなんてムリだ。

空に同化しているような人影が、ある。

この世界の破壊を楽しむかのような笑みを浮かべてる。


「敵の重力魔法なのか?」

全く動けない。ヤバい…片足を付く。

「この重力、神力でかき消すしかない!」

「!?」

「神力が、使えない?」

だんだん重くなる…四つん這いになり

「このままでは…」

空に同化しているものに覆いこまれる。



ハッ!!

重い…重たすぎる…

起きた瞬間やられた!!

もう少し異世界での最初の睡眠はゆっくり取りたかった。

目覚めも気分の良いものにしたかった。

「やっとですね。やっと起きたしたね。」

フェルセにやられた。

重いから乗っかってきてるなんてと思いきや

フェルセは、掛け布団を丸めて担いでいた。しかもフェルセが寝ていた掛け布団と俺のもだ。二刀流だ。


「もしかして、それで…」

「普通に起こしてましたが、全く起きないのが悪いんですよ。布団圧迫しても、1時間やっても起きないし。」

窓みると朝陽が気持ちよく入っている。

「う~ん。起きるかな。」

「起きてください。武器屋行ってからワイバーン討伐に行きますよ。」


あの鉄の剣だとワイバーンの外皮に阻まれるって言ってたっけ?

早速武器屋に行こう。


ーーーーーー


武器屋に来たが…

「すみません、ワイバーンとか外皮が固い魔物用の武器ってあります?」

店主に気さくに聞いたフェルセ。

店主は、筋肉質でガタイが大きいいかにも武器屋さんって感じのおっさん。

「これから、ワイバーンでも狩りに行くってか?」

「ええ、そうなんですよ。」

「武器タイプは何が得意?」

「剣ですかね。冥王さまいいですか?」

「俺、あの形が良いかも」

俺が指さしたのが槍に斧が付いたもの、ハルバードだ。

ハルバードって先は尖っているけど指した武器は剣のようになっている。

「あれは、斬る叩くなど用途は多いんだが狭い場所だと使いにくってな。」

「あの武器は、ワイバーンの外皮でもいけるかい?」

おっさんにきく

「選んだのもビックリだがいけるぞ。多分大丈夫だ。刃の所だけミスリルにしてある。」

「冥王さま?」

「あれでいい。」

「今度馬のったらあの武器持って頭に長い鳥のはね着けた帽子かぶって欲しいです。」

「?」

フェルセがおかしな事を言ってきたぞ、悪巧みか?とおもったが

「あぁ!」

想像したらわかった。三國志の天下無双の豪傑か!!とツッコンだ。

店主が下ろしてくれて

「ハルバードって名前だな。45,000オルクになる。」

お金は問題点ないけど武器の相場がわからないから高いのか安いのか?

お金には問題ない。多分…

「買ってくれて、ありがとうな。もしだが使ってみて具合をおしえてくれよ。」

商品化するのにも買う人がいなくて、出来た時は冒険者に薦めてたんだけど用途が多すぎて面倒と言うことで誰も選ばれず。刃をミスリルの金属にしても誰も見向きもしなかった処俺が選んだとおっさんが、言ってたよ。


払って武器屋を後にする。

「この武器で天下無双の豪傑になるかな。」

と言ったらフェルセが

「うわー、自分でそれ言うんですか?恥ずかしいーわ。」


俺は、何故かしょげた。

確かに恥ずかしい。


「このままワイバーン討伐行きますよ。本当なら準備が必要なんですが、私と冥王さまなら無難にいけますから。」

フェルセがギルドカードを出して依頼の数字を指で押した。

半透明のウィンドウがガードの上に出ている。

【南の森に出没するワイバーンを退治する】の内容だ。

「南の森にラビットやボアを討伐にいった冒険者が、ワイバーンが居るのを目撃してますね。」

「ワクワクしてないか?生き物を殺すって俺達からしたら…」

「言語を有して無くて悪さをするヤツは1度魂に戻ってキレイさっぱりしてもらわないと、この世界では冒険者としての生きているのですから!」

言いたいことはわかるが、自分もおなじか…


「とにかく南の森に行きますよ。」


ワイバーンの討伐に南の森にむかうよ。

読んで頂いてありがとうございます。


すみません。

更新が遅くなりました。


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