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海賊1

なんとか書けたといった具合なので後日修正するかもしれません。

極東の島国 日本国。

かつて第三位の経済大国であり高い技術力を誇っていた。

だがゼウス災害後、経済は崩壊、高い技術力も多くの技術者を失ったことにより多くが失われた。

どの国でも言えたことだがもはや国として維持できているほうが不思議だった。

だが70年が経過した現在、日本は第一位の経済大国となり失われた技術を復活させ、新たな陸地となる人工島や都市型船舶の建造できるようになった。

ここまで再建できたのは日本ぐらいだった。

第一位の経済大国、世界の警察を自負する米国もゼウス災害の被害が大きく伝染病の蔓延が起こり人口は三文の一にまで減り、さらに反政府組織や主義者たちによる反乱により内戦が続き復興が大幅に遅れてしまっている。

世界一の人口第二位の経済大国だった中国は軍事クーデターが起こり中華軍政国を建国。しかし、共産党政府は東北部に逃れ祖国奪還を掲げて戦い続けている。

この他の国も似たり寄ったりだ。

だが例外もある。

その一国がガルド共和国。

ゼウス災害後に中米に誕生した国家だ。

建国する前、ゼウス災害以前はある大手企業によってカリブ海に作られた北海道ほどの面積を持つ巨大な人工島だった。当初はリゾート地として建設されていたが計画していた会社が倒産、どの国にも加えられず長らく放置されていた。そんな時、国連総会にて島を国連の管轄に置くことが決まった。

なぜ決まったのかと言うと当時中東の問題で多くの難民が他国へと逃れようとした。だがあまりにも多すぎる難民をすべての国が受け入れを拒否するようになり国連が用意したキャンプもすぐに満杯となり難民は行き場を失っていた。

そこで長らく放置されていた人工島に注目しそこに難民を集めることにした。

すぐに住居などの建設を始め、さらに島の住民だけでなく他の難民キャンプへ食料を配給できるほどの量の食料を生産できる食料生産プラントを建設し、難民を送った。

それから暫くして豊富な労働力と考えた様々企業が工場を置き、従業員として難民を雇い難民だった人たちは仕事を手にして島は活気に溢れ平和な時が過ぎていた。

しかし、ゼウス災害により平和は崩れた。

直接的な被害はなかったが物質を供給していた国に大きな被害となり、石油や天然ガス、日用品が供給されなくなり生活は困窮、材料が入らないため工場も閉鎖、町には失業者で溢れ治安は急速に悪化した。

そんな時、アルヴァ・ガルドを中心に青年たちが自治政府を設立し、建国のために尽力した。

国連が管理していた食料生産プラントを動かし残された資材を使い工場を動かした。

燃料も食料生産プラントの応用でバイオ燃料を生産し、発電所も動かしエネルギーを供給し、島の生活を立て直した。

そしてついにガルド共和国を建国。

だがそれで終わらなかった。

初代総統ガルドや官僚の多くが暗殺されてしまったのだ。

同時に軍が行政府などを制圧したことから軍事クーデターが起こったのだ。

クーデターの首謀者は二代目総統となり軍の拡張を進め、周辺諸国を制圧し、現在北はメキシコ、バハマ、キューバ。南はベネズエラ、ギアナ高地、コロンビア、エクアドルまで国土を広げた。

そして現在アフリカ大陸西部諸国に侵攻、支配領域を広げ、増強した海軍を持って太平洋へと進出、その支配領域を広げようとしている。



第6艦隊が出港する数日前。

日本首都 統京 大統領府

執務室にて大統領はある報告書に目を通していた。

さの報告書には海賊による被害報告と書かれている。

一通り目を通すと正面に立つ国防大臣と海運大臣を見た。


「最近海賊が活発に動いているな」


「はい大統領。これまで大きくても巡洋艦クラスまでだったのが大型重巡洋艦や装甲艦のみならず35.6㎝砲を搭載する戦艦まで持ち出して輸送船を襲っています」


嶋田海運大臣の言葉に神野大統領は頭に手を当てる。


「村上国防大臣、本当かね海賊が戦艦が出てきたというのは」


「事実です。輸送船団護衛の水雷戦隊からも戦艦の目撃情報があります。このまま放置して被害は拡大し、南極への補給が絶たれてしまう危険があります」


「分かっている。今のご時世、南極は資源の宝庫だ。失うようなことはさせん」


この世界では南極はとても重要になっている。

ゼウス災害で宇宙進出ができなくなった人類は限りある資源を手に入れようとあらゆる手を使っている。例えば日本は東南アジア諸国やインド、オーストラリアなど新たな経済圏、大東亜共栄圏を設立し、貿易で資源を手に入れている。

この方法とは別にガルド共和国は他国を占領して資源を手に入れている。

南極は大東亜共栄圏が長年の調査で石油や鉱物資源が豊富に埋まっていることが判明し進出していたがそれを知った世界各国が南極に進出、資源の争奪戦となっている。

開戦はしていないがすでに武力衝突が繰り返されているので危険な状態である。

何としても資源を手に入れているため各国は海賊を雇い補給線を襲わせて敵国の弱体化を目指していた。

海賊がもっと活発に動いているのが太平洋である。

理由はよく分からないが恐らく南極のみならず太平洋の利権を狙っているガルド共和国の仕業だと日本は考えていた。

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