就航
大和や長門と同じ艦名にしようかと考えましたが扶桑乗員から話を聞いたこともありあえて主人公らが乗艦する艦名はふそうにしました。
不定期投稿になると思いますが評価のほうをお願いします。
西暦20XX年 呉造船所。
今まさに 新たな艦が二隻就航した。
その大きさはいずも型護衛艦に勝るとも劣らない大きさを持ち、艦橋にはフェイズアレイレーダーがあり、イージスシステムが備わっていることが分かる。
特徴はこの時代不要となっている巨砲が搭載されていることだ。
そうこれは前の戦争で時代遅れになってしまった戦艦だ。
それが先端技術を利用し建造されたイージス戦艦である。
その姿を多くのメディアがカメラに納めていく。
アナウンサーの一人がカメラの前で説明していた。
「ついに就航したイージス戦艦[ふそう]と[やましろ]は日本海軍が保有する50口径41センチ砲搭載艦はあきつ型の7、8番艦になります」
日本海軍は現在戦艦を多数保有している。
41センチ砲艦はこれで8隻、46センチ砲艦は8隻。これだけでも世界で最多の保有数だ。
それなのにまだ国防省はさらなる51センチ砲搭載艦を基軸とした51型八八艦隊計画を発動させ、各地の造船所をフル稼働させて建造を進めている。
戦艦不要の現代戦でなぜ日本はここまで建造する理由は半世紀ほど前赤道上空、地球軌道上に形成されたゼウスベルトが原因だった。
ゼウスベルトにより人類は大空を奪われた。
まるで神々の領域から人類を追い出すように。
これにより航空機や誘導弾はまともに使用出来なくなり巨砲主義か復活した。
ふそう、やましろの乗員が来たので詳しい説明は後にしよう。
それぞれの艦長は海軍旗を受け取り行進しながら乗艦していく。
不思議なことに乗員皆が若いのだ。
年長者でも三十代だろうか。
それを見送る乗員の家族などの一般人の中、椅子に座る老人達がいた。
「まさかふそうが蘇るとは思いもせんかったな」
「確かにな西沢さん。あの時のワシらは単なる水兵じゃったがの」
老人達の内二人はどうやら元扶桑の乗員だったようで昔を懐かしんでいた。
「坂上さんも生きておったら艦長となった孫息子の姿を見せれたのにの」
「仕方がない。ワシらは新たな臓器を作り移植出来たが坂上さんの時はまだ技術はなかったからな」
日本では人工細胞で臓器などを作り移植が行える。
移植が必要の本人のDNAを基にして作られるので拒絶反応などは出ない。
『イージス戦艦[ふそう][やましろ]、これより出港致します』
錨が上がり
「運がなかった扶桑と山城だったが新たなふそう、やましろはどうなるかの」
「さぁのそれは艦と乗員達次第じゃの」
陸を離れるふそう、やましろに手を振る人たちに答えるように二隻の警笛が鳴り響いた。
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この部分がダメとかでも構わないので