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カスカス、スカスカ

作者: でんでろ3

「塵も積もれば、大和撫子七変化」

じゃなくて、

「塵も積もれば、ほこりも積もる」

でもなくて、

「塵もツモれば、役満に」

も違う。

「塵も積もれば、土の上に鹿」

どんどん離れていくような気がする。

「塵、(もつ)れれば、解き難い」

いや、なんだっけ?


 そう言って、男は、1枚に1つ書いては、紙をくしゃくしゃにして、放り投げて行った。

 どのくらいの時間が経っただろうか。男は、自分の身の回りの惨状に気づいた。

「あーぁ、ひでえなぁ。こういうのを、『塵も積もれば、山となる』って言うんだろうな」

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