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「何が…簡単だもん、よ。アレで答えていたら大恥よ!!」

『なんでよ?』

「間違ってるからに決まってんでしょ!?どう、考えても3にはならないの!!わかった!?これ以上、喋れないでよね」

『!!?』



それからと言うもの、学校内では一度も頭の中で声がしなかった。

「ねぇ、もう喋ってもいいのよ?」

帰宅途中に声を掛けてみたが、返答もない。

「ねぇ、ちょっと聞いてるの!?」

『ぁあ〜もう、うるさい!!』

「うぎゃっ!?」

砂絵の頭の中では、うるさい、という5文字が小玉していた。

「い、いきなり声張り上げないでよ!!」

『何よ…』

「ていうか、アンタよく黙っていられたわね」

『黙ってたってゆうか…あの方程式を解いてたら…寝てしまって』

へへ、と悪戯っぽく笑ったような声のテンポ。


『あ、そういえばアンタ砂絵っていうのね』

「そうだけど?」

『私と少し似てるわねぇ。あ、自己紹介がまだだったわね。私、サヨ』

「サ…ヨって砂に?」

『夜って書くの』

「そう、なんかアンタの存在自体が魔女みたい…名前もね」

『な、何よ!!文句あるの!?たった一文字違うだけで…』

「あ〜ひっどい」

『先に言いだしたのはそっちでしょ?サ・エ』



二人して騒ぎながら、家に帰った。

これまた傍から見れば、変な光景だ。

何とも奥床しい。

そんな…私達。



































 


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