18;相棒
やっと最終話です!! 評価や感想まってます=》
Dear;サョへ
気が付けば、季節はふ、とかわり続いています。
サヨ…元気にしてますか?
広大な空はどうですか?
私をちゃんと、見つけて、見守れますか?
ときどきは、サヨの声が聞きたいです。
今でも、物足りなさを感じます。
来年の春。
また、サヨと桜が見れると良いです。
私の『声』は届いてますか。
サヨに、あなたに聞こえてますか。
いつか、また出会えることを信じて…
たった一人の相棒
――――――サヨへ。
サエより
その手紙を折りたたみ、紙飛行機にする。
すー、と手から滑らせ まだ知らぬ、遠い空へと飛ばした。
君に届くだろうか。
君は気付いてくれるだろうか。
君は…返事をしてくれるだろうか。
私に。。。。。。。。
窓を開けたまま、夕暮れ時の空を眺める。
紙飛行機…どこまで、飛んでいっただろう。
教室が薄暗い、夕日の明かりだけとなった。
ぶわっ、と強風が、窓から教室に入ってきた。
壁に張り付けられていたプリントが一斉に、バタバタと音たてる。
『サェ…ありがとう』
微かに聞こえた声。
君には届いていたんだね。私の声が、、、。
君は、その広大な空で、私を見つけてくれたんだね。
君は、私に、返事をしてくれたんだね。
「ありがとう…サヨ…」
無数の涙が頬を蔦って、零れ落ちていった。
あぁ、一生忘れることのない。
君と私の物語。