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また桜が咲く頃に  作者: ほしがり
第一章

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7/8

第3話 友達

↓あとがきにお知らせがあります↓

「ちょっと、『明日からよろしく』ってどういうことですか」


「読んだ通りだが?」


さも当たり前のように答えてくれるわ


新学期2日目、今日は半日授業で午後からは部活だった

授業が終わって、部室の鍵を取りに来たついでに篠崎を問い詰めるとこの反応だ


なんか顔見てたら無性に苛ついてきたわ

どうせアレだろ、最近出来たとか言ってた彼女とイチャイチャしたいからって仕事を生徒に押し付けてるんだろ


「んで、どうだったんだ?その子は、」


「ケーキ好きな普通の子でしたよ」


「へ〜、んで、どうだったんだ?」


「いや、どうって言ったって、今言ったように、、」


「そうじゃないっ!!可愛かったかって聞いているだろ!!」


「いや、あんた最近オンナ出来たって言ってたじゃん」


「そうだが、、

いやそんなことは関係ない!」


おい、なんてこと言ってんだこの教師

けど、可愛かったかと聞かれると、まあ可愛かったか、、、


「ってかまあ、その顔見れば分かるか、、」


は?


「ということで今日もよろしく!」

そう言って無理やりプリントを握らせて来る


「いやいや、意味わかんないって、、第一何が分かったっていうんだよ」


「まあまあ、いいだろ?ほら、行った行った」


「くそっ、覚えていろよ、、」



こんな事があった後の帰り道、仕方なく昨日と同じ所へ向かう

こういう仕事は面倒くさいけど、今回はそんなに嫌な気持ちではない

多分こんな機会がなかったらあんなに美味しいケーキなんか知らなかっただろうし、

まあ、案外委員長もありなのかもしれない

いや、元々これ担任の仕事なんだけど、、、


そう言えば、また今度買いに行くって約束したっけ

まさか、翌日に来るとは思わないだろうが、、



今日は営業日だったが、閉店時間も近いからか外の行列は無くなっていた

昨日はテラスでギター弾いていた鳥崎さんも今日はいないみたいだ


そっと扉を押し開けると、鈴の音とともに、焼き菓子やコーヒーの香りが鼻をくすぐった

店の内装は木をベースにしたモダン的な空間で、扉を開けてすぐにケーキのショーケースが見える

ショーケースとカウンターが一体化していて、その奥にカフェらしい木の椅子と机が並べられていた


まだ人は居たが(まば)らだった


「いらっしゃいませ~」

と言いながら厨房の方から店の人が来た


「あの、、香織さんっていますか」


そう聞いた途端、店員は目を丸くした


「えっと、、香織なら家の方にいるけど、、、もしかして君が昨日学校のプリント持ってきてくれた子?」


「は、はい、、そうですけど、、?」



『えっ、、遥輝君、、、?』


振り向くと入口から鳥崎さんが顔を覗かせていた


「じゃあ香織、この子をカフェのスペースに案内してあげなさい あなたのために来てくれたんだから」


「わかってるって、お母さん」


やっぱり親子か、、

確かここって鳥崎さんの両親がやっているって言っていたっけ


っていや、なんかさっきからお母さんからの尋常じゃない視線を感じるのだが!?

変な勘違いしていなければいいのだが、、


「その、、お母さん何か変な事言ってなかった?」


「別に言ってなかったよ、いま来たばかりだったし」


「そっか、、あっ、こっちの椅子座って あと、これ今日の」


「ありがとう、 じゃあこれ学校のやつ」


「ありがとう 2日連続で何かごめんね、」


「いいよ別に、家帰っても何か居づらいからね、、、」


、、、


やべ、なんか気まずくしちゃった

なんか困った顔させちゃったし、、


「い、いや、べつに深い意味は無くてね、、

えっと、、明日も来てもいいかな?ここ、居心地良いし今度は客として、」


「むぅ、、」


そう不貞腐れた顔されてもねぇ、、

って、むっちゃ可愛いやん

そんで、ほっぺモミモミするのを堪えるのキツすぎるのだが!?


いやいや、親御さんの目の前でそれはいかん 冷静、冷静


「なんで遥輝君はそう距離取ろうとするかな?」


「なんでって、そりゃあクラスメイトだし、、」


「クラスメイトだとしても、昨日も今日も来てくれて私とお話してくれた、そして君はそれが居心地良かった。

じゃあ、それはただのクラスメイトじゃなくて『友達』って言うんじゃないかな?」


「たしかに、、?」


「すぐには理解できないだろうけどね、

じゃあ、友達としてだったら明日も来ていいよ」


「は、はい、、」


まあ、よくわからんが友達が出来たってことで良いのか、、?


――――――


何だかんだあって家につく頃には日は沈んでいた


あの後、半ば強引にロイン交換させられたんだよね、、

なんか家族以外の女子のラインがあるのなんかムズムズするな

(佐々木妹の海はほぼ家族みたいなものだからノーカン)


制服のままベッドにダイブすると疲れからか自然とまぶたが落ちてきた


風呂入るのめんどいなあ、、

最悪、明日は学校を休んで朝入ればいいや


そう、こんな俺を咎める奴なんてこの家には居ない

()()()の事が無かったらもっと真面目に生きれていたのかな、、、

【お知らせ】

来るクリスマスに投稿予定のイベントストーリーについて、「活動報告」とXに投稿しています

本編とは一切関係無いifストーリーなので設定などぜひ確認しておいてください!

――――――

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