プロローグ 2
◇
――なんとも普通の教室だな
正直荒れたクラスを想像していたがそうでもなさそうで少し安心した。
うちの高校はAからIの9クラスある内、A組から順に3クラスずつに下位、一般、上位と分けられている。
つまり、クラス分けは成績の公開処刑の他ならない
いや、改めて考えるとえぐいなこの学校
―――
「このクラスの担任になった篠崎だ。教科は物理で、軽音の顧問をやっている。みんな1年間よろしくな!」
最悪だ、
始業式が終ってホームルームの時間だと思ったらこの体育教師ばりに元気な声を聞くとは思ってもなかった。
いくら顧問とは言え、さすがに元気すぎて疲れる。
むしろ俺達の気力を吸い取ってるんじゃないかとも思う。
「じゃあ、さっそく朝村から順に自己紹介してけー」
「朝村樹です。部活は軽音楽部です。ベースやってます。一年間よろしくお願いします。」
みんなの前で話す分にはイケメンなのはなんか腹が立つ
見てみろよ、隣の女子なんか息呑んで見とれてるぜ
「じゃあ次、―――」
学生諸君、分かるだろうか、、、
別に緊張するところではないのに無性に体がこわばってしまうことが、、、
俺はよくある。現にこうやって――
「―――っ、遥輝ー、早くしろー」
「――っ!はい!」
「おいおい、初日からぼーっとしててどうする、時間もないから早く言ってけ」
「あっ、はいっ、えーと、桐谷遥輝です。樹と同じ軽音楽部です。ギターやっています。よろしくお願いします。」
樹が振り向いてニヤニヤしている
そーゆーとこだよ、そーゆーとこ
ほら隣のやつが悶えてるだろ
いや、悶えてんのかよ
俺がやったら女、子供みんな泣いて逃げ出すぞ
これだからイケメンは、、、
「じゃあ次は、、、鳥崎は休みか じゃあ飛ばして次の奴―――」
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