やだやめてよ〜
嘘でしょ。
さすがに恥ずかしいんですけど〜。
俺の尻から魔法出てきた・・・。
しかも真っ赤なビー玉。
ちょ、コレなんかの病気の前兆?
小4で血便出ちゃうの?
やだやめてよ〜。
『・・・これは、火魔法じゃな。
なかなかの威力じゃぞ。』
「へ〜どれくらい?」
『そうよな・・・人ひとり消し炭に出来るの。』
「怖い怖い怖い」
ちょっと待って順序どうなってんの?
召喚魔法→擦り傷治すくらいの治癒魔法→サロン○スくらいの体力回復→人ひとり消し炭火魔法
ちょっとおかしいでしょうよ〜
順番守ってよ〜
「う〜ん。ちょっと試すの怖いから、オサムシさんに封印しといてもらおうか?」
「封印?!オサムシ封印とか出来んの?!
え〜カッコいい〜。ちょっとやって見せて!」
『・・・いや、良いんじゃけど火魔法のくだりもう良いの?それで良いの??
あと、ワシ封印出来ること話したっけ???』
そこはそれ、忍さんはね。
なんでも知ってるのよ。
角屋の若奥さんの不倫から、4丁目の花屋の旦那さんの横領までなんでもご存知の忍さんですよ。
『いや、なにそれ怖・・・』
「オサムシの生態も恐らく・・・。」
『やだやめてよ〜』
「ふふふ」




