第二十二章64 【アンサー・クリエイト/第10席戦4】64/【シェリア・プルスフィリア】対301名07
分身の12名には、【24作のバーチャルキャラクター(Vチューバーとしてのアバター)】と【13作の絡繰りジオラマ】を使って300名の敵と戦わせているが本体である主人格のそれを使用していない。
彼女が【覇王杯/オーバーロード・カップ】において規定違反として失格になった原因ともなったものを使おうとしている。
それは【芳一】に捧げた【7作の特別な小説】だ。
おさらいになるが、その【7作】のタイトルは、
(1)【アンサー・ストーリー/答えの物語】(【芳一】のライフワーク作品【フィクション・レジェンド】の【アンサー・ストーリー】)/【7部作】、
(2)【コレクション・ドリーマー/収集空想家】/【6部作】、
(3)【シチュエーション・ランキング/状況ランキング】/【4部作】、
(4)【シークレット・ファンタジー/秘密のファンタジー】/【4部作】、
(5)【ラスト・エンド・コード/最後の終了コード】/【3部作】、
(6)【サクリファイス・フェイク偽者の生け贄】/【10部作】、
(7)【オールワン・ナンバーワン・オンリーワン】/【13部作】(【シェリア】の全ての人格の物語)、
となっている。
当然、【7作】では、【御神体】の【24作】にも【怨魔体】の【13作】にも満たないため、【覇王杯/オーバーロード・カップ】で披露しても何の評価にもつながらない。
それを承知の上で、【芳一】に出逢った時には未完成だったこの7作を仕上げて展開させたので彼女は【覇王/オーバーロード】として選ばれなかった曰く付きの作品達である。
内容についてもおさらいになるが、【シェリア】が【芳一】にあこがれて作った7作の簡単な内容は、以下の様になっている。
まずは、【アンサー・ストーリー/答えの物語】(【芳一】のライフワーク作品【フィクション・レジェンド】の【アンサー・ストーリー】)/【7部作】は基本となる【第1部】は、RPGなどでも滅多に出逢わない【レアモンスター】の様に滅多に姿を現さないけど、確実に多くの存在がゲットしようと血眼になって探していると言う【深秘果】と【真稀化】を巡る物語となる。
主人公の女の子、【吟獅子 我螺】という【芳一】が考えた【フィクション・レジェンド1】の主人公【芦柄 銀侍】のアナグラムで出来たキャラクターが主人公で様々な【深秘果】と【真稀化】と友達になろうと思って行動すると言う設定で【フィクション・レジェンド】への様々なリスペクトをこの作品にちりばめている。
【フィクション・レジェンド】は同じテーマで作品は作らないという絶対ルール【フィクション・レジェンド イズム】があるため【フィクション・レジェンド】の内容は真似しておらず、独自路線で話を組み上げている。
【第2部】は、【様々な力】を無数の【カプセル】に閉じこめた【フォース・カプセル】という【トレジャー/宝物】として設定し、それを探し求める物語で異能を探す冒険という感じのストーリーになっている。
【第3部】は、【謎解き】がテーマでその世界にちりばめられた無数の謎を解いていくと1つの大きな【グレイト・ビッグ・ミステリー】につながると言う設定で物語を構成している。
【第4部】は、【第1部】から【第3部】までの設定が全部入り混じった複合世界であり前半【第1部】から【第3部】までの物語の集大成作品となっていて、あらゆる情報を詰め込まれている【特別な図書館】も存在している。
【第5部】は、隠されている数多の【超絶宝】と言う【超絶アイテム】とそれを守護する【超絶宝守】を描いた物語として新たに構成している。
【第6部】は、無数の【超絶存在】が出てくるとされる数多の【生誕の多泉谷】と言う所を元にした物語にしている。
【第7部】は、【美しい最強】達を閉じこめた【写真】ではなく、【写深】と【真写深】などの謎を解く物語として構成している。




