第二十二章47 【アンサー・クリエイト/第10席戦4】47/【ブラウン・セニョリータ】対50名10
【ブラウン・セニョリータ】対偽者14名の戦いは一種の芸術的と言っても過言では無いほどのバトルを展開させた。
だが、これはあくまでも演出である。
実際にはあって当たり前の泥臭さが全くない、フィクションだから出来る演出である。
本物の実力者が見れば、これは【ブラウン・セニョリータ】を引き立たせるためだけのただの演出であり本物のバトルではないと言う事に気付くだろう。
だが、彼女の相手の【フェイマス・グローリーチーム】にはそれを偽者、紛い物だと気付くだけの実力者が1人も居ない。
「私も出来る」
「私の方が上手く出来る」
「私の方が強い」
「私がやってやる」
「私の方がかっこよく決まる」
「私の方が良い」
「私が一番」
などと思っている。
これはちょうど、感激する【舞台】を見て、自分も出来るのでは無いかと勘違いしている状況である。
だが、現実はそうは行かない。
【ブラウン・セニョリータ】は、
『ふぅ~。
良いバトルだたある。
最高の演出だたある。
もう、満足有る。
私は十分、活躍出来たある』
と言った。
偽者14名は倒されたと言うことになり、特殊結界は消えた。
残った28名が、
「次は私の番だ」
「そいつらの様には行かないよ」
「私が勝つ」
「私にやらせろ」
などと言うが、【ブラウン・セニョリータ】
『もう、お前達に用はないある。
十分、バトルを演出できたあるから、これ以上は余計ある。
蛇足あるよ。
と言うわけあるからお前達はとっとと負けを認めるある』
と言った。
28名は、
「ふざけんな。
やっちまえ」
「殺す」
「泣かす」
などと言ってかかってきたが、
『アチョウ、アチョチョチョチョ』
と【ブラウン・セニョリータ】に蹴り倒されて28名全員、簡単にやられた。
彼女が本気になればこんなものである。
情けない相手だからこそ彼女はバトルを演出したのだから。
これで、【ブラウン・セニョリータ】も50人抜きした事になった。




