第二十二章45 【アンサー・クリエイト/第10席戦4】45/【ブラウン・セニョリータ】対50名08
【ブラウン・セニョリータ】は、使えない28名にも聞こえる声で、
『ふっふっふ。
一度に42名も相手出来ないね。
お前達14名を特殊結界で閉じこめたね。
これはお前達か私かのどちらかが全滅しないと解けない結界ね』
と言った。
これで特殊結界の外で待っている28名は、
「ちょっと・・・
そんなのあり?
じゃあ、私達、中に入っている子達がやられるまで結界に入れないって事じゃない」
「嘘でしょ?
マジ?
やってらんないわ。
私が主役なのに」
「待ってろってこと?
まぁ、良いわ。
あのチャイナ女が疲労でボロボロになった所で私が倒してあげるから」
「倒すのは私よ。
だから一応、チャイナ女を応援させてあげるわ。
中の子達を倒して頂戴」
などと言っていた。
正直、チームワークもへったくれもない有様だ。
どこまでも最弱なチームなのであった。
そんなどうでも良い28名は一旦、放って置いて、
【ブラウン・セニョリータ】は、
『しまたある。
中に14名も入れてしまたある。
これでは14対1になてしまう。
でも結界を解けば28名も入ってきてしまうし、このまま戦うしかないね。
私、大ピンチね』
と心にもない嘘くさい台詞を言うのだった。
もちろん、欠片ほどもそんなこと思っても居ない。
《都合の良いシチュエーションが出来たある。
これで心おきなくバトルに集中出来るある》
と思っていた。
【ブラウン・セニョリータ】は、
『アチョ~アチョチョチョチョ』
と14名を蹴り飛ばす。
先ほど8名を蹴り倒した時と同じシチュエーションだ。
だが、14名はムクッと起き上がる。
《いいあるね。
頑丈に出来てるある。
これでちょっとの攻撃にも耐えられるあるよ》
と【ブラウン・セニョリータ】は喜んだのだった。
これはもはやバトルではない。
【ブラウン・セニョリータ】劇場である。
彼女がバトルを盛り上げるために演出している事に過ぎない。
脇役は【フェイマス・グローリーチーム】。
彼女を盛り上げるために、踊るピエロ達である。




