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第二十二章42 【アンサー・クリエイト/第10席戦4】42/【ブラウン・セニョリータ】対50名05

 【ブラウン・セニョリータ】の【混乱武術】による接待攻撃で自信をつけた【フェイマス・グローリーチーム】の50名は、【ブラウン・セニョリータ】にチームワークもへったくれもない出鱈目な攻撃を仕掛けた。

 【ブラウン・セニョリータ】は無能な彼女達に分不相応の力に慣れさせるためにしばらくは防戦一方に徹する事にした。

 だが、1回の【混乱武術(こんらんぶじゅつ)】では彼女の納得する実力は得られず、退屈なバトルとなった。

 【ブラウン・セニョリータ】は、

『退屈ね。

 もうちょっとあげるね』

 と言って、再び、【混乱武術】を行った。

 そしてまた、防戦。

 それでも納得いかずにまた【混乱武術】。

 それでも全く納得が行かずに、

《あいや~まいたある。

 こいつらの潜在能力低すぎるあるよ。

 だからどうこねくり回しても大した力にならないある。

 こまたね。

 どうするあるか》

 と考え事をしていたら、【ブラウン・セニョリータ】に対して【フェイマス・グローリーチーム】の1人が一撃を当てた。

 【ブラウン・セニョリータ】は、

『痛いあるね。

 何するか。

 アチョーアチョチョチョチョ』

 と一撃を当てた1人を含む数名を蹴り飛ばした。

 その瞬間、

『は・・・

 あいや~。

 しまたある。

 うっかり間違って倒してしまたある。

 え~と、何人減ったあるか?

 ひーふーみー・・・8人。

 つまり後42人で遊ばなければならないある。

 ただでさえ役立たずあるのにどうするあるか?』

 と本音を言った。

 それを聞いた敵チームからは、

「遊ぶだと?

 舐めた真似を」

「こっちが遊んでやってんだよ。

 何様だ」

「ぶっ殺してやる」

「リンチだリンチ」

「ひん剥いてやる」

 などと罵声が飛んだ。

 【ブラウン・セニョリータ】からは、

『なら、もっとましな戦いするあるよ。

 ひょっとして、このチームが最弱なのではあるか?』

 と愚痴を漏らしたのだった。

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