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第二十二章32 【アンサー・クリエイト/第10席戦4】32/【ブラック・マドモアゼル】対50名05

 一時間ほど経っただろうか?

 【ブラック・マドモアゼル】は、攻撃を避け続けた。

 【フェイマス・グローリーチーム】50名の攻撃を完全に見切っていると言う感じだった。

 そして、

『お時間です。

 そろそろ、攻撃に転じさせていただきます』

 と言った。

 【フェイマス・グローリーチーム】は、

「来るぞ。

 攻撃に備えろ」

「こっちは防御フォーメーションも完璧よ」

「来るなら来て見ろ」

「カウンターを狙うわ」

「声を掛け合うぞ」

「フォローよろしく」

「あいよ」

 と声を掛け合った。

 防御の方も連携はバッチリだと言いたげだ。

 だが、【ブラック・マドモアゼル】は、【フェイマス・グローリーチーム】の完璧とも言える連係攻撃を全て避けきったのだ。

 彼女の攻撃も【フェイマス・グローリーチーム】の完璧なフォーメーションの穴を付く事は十分考えられる事だった。

 だが、【ブラック・マドモアゼル】は穴を付く手は打って来なかった。

 真っ正面から堂々と【フェイマス・グローリーチーム】のフォーメーションをぶち抜くと言う力技で攻撃を仕掛けてきたのだった。

 【ブラック・マドモアゼル】は、

『【リモート(REMOTE)コントロール(CONTROL)ソルジャーズ(SOLDIERS)】。

 今より、こちらに散らばっている小石1つ1つに【超越】、【謎】、【超謎】、【出鱈目】のオリジンエネルギーのみを付与します。

 避けられるのであれば避けてください。

 では参ります』

 と言って言葉通り、散らばっている小石1つ1つに【超越】、【謎】、【超謎】、【出鱈目】の素のエネルギーを付与し、それを滅茶苦茶な飛ばし方をして、【フェイマス・グローリーチーム】へめがけて飛ばした。

 小石は、

 ズドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド・・・

 と言う音を立てて、エネルギーを放出しながら【フェイマス・グローリーチーム】に向かって出鱈目な法則で特攻攻撃を仕掛ける。

 先ほどの【フェイマス・グローリー】の連係攻撃が子供だましに思える程の隙の全く見えない超絶的な怒濤の攻撃だった。

 【フェイマス・グローリーチーム】は防御陣形で防ごうとしたが防ぎきれるものではない。

 この攻撃だけで、【フェイマス・グローリーチーム】は12名が、脱落した。

 いや、表現が違うな。

 この絶対的な攻撃に対して、よく12名脱落だけで済んだと【フェイマス・グローリーチーム】の健闘を褒めてあげたい気分だ。

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