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第二十二章21 【アンサー・クリエイト/第10席戦4】21/【イエロー・ヨングダーメ】対50名04

 【イエロー・ヨングダーメ】は、

『・・・こんにちは・・・

 皆さん・・・』

 と挨拶をした。

 だが、さっきまでの彼女とは全く違う。

 超越者としての余裕が感じられる言葉だった。

 【イエロー・ヨングダーメ】は、

『・・・これが【超越】と言うものですか・・・

 まぁ、【超越】と言ってもランキングにも入らない様な実力でしかないのでしょうが・・・それでもあなた方を圧倒させるに良いだけの力を感じます。

 さて、ちょっと試してみましょうか・・・』

 とつぶやいた。

 あくまでも独り言としてだ。

 だが、その独り言に【フェイマス・グローリーチーム】の全員が注目している。

 何かヤバイものになった。

 そんな恐怖がビンビン感じ取れた。

 【イエロー・ヨングダーメ】は、

『・・・皆さん、かかって来ないのですか?

 なら、こちらから行きますよ』

 と言った。

 【フェイマス・グローリーチーム】は、

「言われなくてもやってやる」

「あんま、なめんな」

「取り囲め。

 逃げ場を無くすんだ」

「全員でかかれば問題ない」

 などと言って、一斉攻撃をしかけようとした。

 【イエロー・ヨングダーメ】は、

『・・・どうぞ・・・先手はお譲りしますよ・・・

 こっちもまだ身体になれていませんので・・・』

 と余裕顔だ。

「一斉掃射だ」

「ラッシュだラッシュ」

「攻撃の隙間を与えるな」

「やっちまえ」

「私らなら勝てる」

「やるぞ、おらぁ~」

 などと気合いを入れて全員がかりで攻撃を仕掛ける。

 ダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダ・・・

 多種多様・・・たくさんありすぎて解説が全く追いつかないほどの攻撃が【イエロー・ヨングダーメ】に集中砲火された。

 だが、その全てを紙一重で避けていく。

 攻撃が全く当たらない。

 何をしても、紙一重で避けられる。

 【イエロー・ヨングダーメ】は、

『うふふ・・・何だか面白い・・・』

 と話す余裕すらある。

「な、何だこいつは?」

「何でだ?何で当たらない?」

「避けんな、こいつ」

「当たれよ、くそがっ」

 女達はなおも連続攻撃を仕掛けるが全く当たらない。

 攻撃を仕掛けている彼女達の方が焦りが見える。

「50対1だぞ?」

「何で避けられる?」

「ふっざけんなっ」

「くそっ当たれ」

「焦るな当たりさえすれば」

 と言う掛け声でなおも攻め続ける。

 【イエロー・ヨングダーメ】は、

『じゃあ、当たってみましょうか』

 と言って立ち止まる。

 すると面白いぐらいに攻撃がヒットする様になった。

 だが・・・

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