第二十二章19 【アンサー・クリエイト/第10席戦4】19/【イエロー・ヨングダーメ】対50名02
【上位超謎創想結師】はそれぞれ特有の衣装を持っている。
【黒髪の和装】/【ブラック・マドモアゼル】、
【茶髪のチャイナドレス】/【ブラウン・セニョリータ】、
【金髪のドレス】/【ゴールド・フロイライン】、
【桃髪の【民族衣装のサリー】と【アラビアンナイト風サルエルパンツルック】を合わせた様な服装】/【ピンク・シニョリーナ】、
と言う様に独自の衣装を決めて持つことになる。
【イエロー・ヨングダーメ】は、【ゴシック&ロリータファッションにメイド服(MAID CLOTHES)の要素を混ぜた様な衣装】を選択した。
黄色髪の【黄色いゴスロリ&メイド服風衣装】が彼女の【上位超謎創想結師】としての特有衣装となる。
【イエロー・ヨングダーメ】は、
『先生に仇なす不届き者はこの私、【イエロー・ヨングダーメ】が許しません』
と再び啖呵を切った。
それに対して、
「何言ってんの、こいつ?」
「何あれ?
ゴスロリ?
メイド服?
よくわかんないんだけど?」
「男に媚びた服ね。
ムカツクわ」
「キモイんですけど~」
「笑えるわ」
「イロモノだわね」
「雑魚っぽい」
「弱そ~」
「泣かしてやるわ」
「ボコボコにしてやるわ」
「髪とか切っちゃおうか」
「バカみたい。
この人数相手に勝てると思ってんのかしら?」
などと好き勝手言っているのはおなじみの実力の無い者達である。
【イエロー・ヨングダーメ】の鑑定眼によると敵対する【フェイマス・グローリーチーム】の内、【実力者】は、19名、【非実力者】は31名と言った所だろう。
これらをどう料理するか?
彼女は少し考えた。




