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第二十二章15 【アンサー・クリエイト/第10席戦4】15/【ピンク・シニョリーナ】対50名08

 敵の数が9名になった所で、【ピンク・シニョリーナ】は、

『【にゃんにゃん】、次は、【特殊フィールド】展開にゃん』

 と言った。

 【にゃんにゃん】は、

『うぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ』

 と雄叫びをしたかと思うと、何処かのクイズ番組の様なセットが出て来た。

 敵は、

「な、何だ?

 何の冗談だ?」

「何だ、この馬鹿な光景は?」

「馬鹿にしてるのか?」

「馬鹿にしてるよ」

 などと文句を言う。

 当然である。

 これはとてもバトルのステージとは呼べないからだ。

 だが、敵は強制的に解答席に座らせられる。

 【ピンク・シニョリーナ】は、

『んっふっふっ。

 これから、お前達にはクイズ大会に参加してもらうにゃん。

 最下位は強制退場にゃん。

 頑張って正解を目指すにゃん』

 と言った。

 敵は、

「ふざけてんのか?」

「なめんな」

「馬鹿にするな」

「からかってんのか?」

 などと言うが、何故か、席から身体が離れない。

 【ピンク・シニョリーナ】は、

『しのごのいうにゃ。

 【特殊フィールド】に入った以上、ルールに従わないと出られないにゃん。

 良いから解答するにゃん』

 と言った。

 かなりふざけた状況だが、この【特殊フィールド】を展開している【にゃんにゃん】の強制力は、9名のそれを凌駕する。

 強制力で勝っている以上、逆らう事は出来ない。

 つまり、【にゃんにゃん】の戦闘力は9名のそれを上回っている事を意味していた。

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