第二十二章13 【アンサー・クリエイト/第10席戦4】13/【ピンク・シニョリーナ】対50名06
会話作戦が失敗した【フェイマス・グローリーチーム】は残り23名になってしまった。
【ピンク・シニョリーナ】は、
『まだ、23名居るにゃん。
ちょろちょろ面倒臭いにゃんから、まとめるにゃん』
と言って、彼女の【オンリー・アビリティー】を使う事にした。
5つ目(1つ目の【オンリー・アビリティー】)の力としての【異能】は、【総力方程式】と言う力になる。
これは、【方程式】が成り立つ様に【力】や【効果】、【存在】などを入れ替える事が出来ると言う力である。
例えば、4名の存在が居て、
【戦闘力1】、
【戦闘力2】、
【戦闘力3】、
【戦闘力4】、
と言う状態だったとする。
これを、
【戦闘力5】、
【戦闘力5】、
と言う2名の存在に置き換える事が出来るのだ。
1+2+3+4イコール5+5イコール10で成り立つため、この様な存在変換が出来ると言う事になる。
同じ4名だったとしても、戦闘力を平均値化させて、
【戦闘力2】、
【戦闘力2】、
【戦闘力3】、
【戦闘力3】、
とする事も出来る。
また、【戦闘力】以外でも【経験値】や【容姿】などでも変換する事が出来るため、特定の【方程式】さえ成立すれば、有利な条件で戦う事が出来るのだ。
もちろん、強さに自信が無ければ、
【戦闘力1】、
【戦闘力1】、
【戦闘力1】、
【戦闘力1】、
【戦闘力1】、
【戦闘力1】、
【戦闘力1】、
【戦闘力1】、
【戦闘力1】、
【戦闘力1】、
などの様に数は多くなるが、強く無くすことも可能である。
そう言うご都合主義な【力】である。




