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自分自身を信じてみるだけでいい。
きっと、生きる道が見えてくる。
ゲーテ
私の斗真が、やっぱりいた。色んな話をしたけどやっぱり斗真と話すのは楽しい。
「そうだ、あそこのピアノで演奏してよ」
「急だね。まぁいいけど」
斗真は私のピアノを愛している。だからずっとピアノを続けてこれた。斗真がいなければやってこれなかった。やっぱり大好きだ。ずっと変わってない。10年もしたのに好きでいてくれて。私も好きだよ。
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やっぱり舞美の音の旋律はいい。このきれいな音に乗せてゆうがにティータイムとかしたいくらいだ。
「柳様はこの演奏がお好きですか?」
「えっ?えぇ、まぁ。というか無礼で申し訳ないのですがどちら様で..?」
「申し遅れました。私は山野綾野と申します。年は14です。今後お見知りおきを」
「あ、こちらこそ...」
山野家って確か日本のを代表するゲーム会社のサンテンドーだよな..!すげえ人に話しかけられちゃっちゃよ!!
「とu...真斗、どうだった?」
「すごい綺麗だったよ。やっぱり舞美は上手だな」
「ありがと。えへへ」
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「山野さん、中学校ってどうですか?僕中学校もいけませんけど雰囲気だけでも聞いてみたいです」
「まぁまぁですね。男性がいなくて寂しいです」
「そうですか。山野さんは美人なので同年代の男とかよってくるんじゃないですか?」
「そ、そんなことないですよ。柳様「真斗で大丈夫ですよ」真斗さんもかっこいいのでもう許嫁とかいるんじゃないですか?」
「いませんね。そうだ、BINE交換しませんか?」
「え、いいんですか?是非お願いします」
BINE・・・メッセンジャーアプリ
「以後よろしくお願いします」
「こちらこそ」
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なんか変な世界きちゃったなぁ...斗真もいないし.....なんで自殺しちゃったんだろ..
「真菜さん?話聞いてる?」
「あっ..すみません先生」
でもなんか小学生って面白いかもな。面倒くさい人間関係がなくて結構いいかも。
そういえば...斗真と出会ったのも小学三年生だっけ.....また会いたいな....
「じゃあ真菜さん、ここ答えてみて」
「え〜...12あまり3です」
「はい正解。みんなも真菜さんみたいに話を聞かないなら全部答えれるようにしなさいね〜」
何この先生超ムカつく。うざすぎ。きしょ。
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「なんでそんなに答えれるの〜?どこの塾行ってるの〜?」
「や〜別に塾行ってないよ。ちゃんとノート移してるし。考え事すると周りが聞こえなくなるから」
「そうなんだ〜!」
今日は暇なので書けるだけ書きます。山野さんはこの世界で生まれてこの世界で育ってきた人です。