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第三者の評価を意識した生き方はしたくない。
自分が納得した生き方をしたい。
――イチロー
「突然ごめん、真斗に大事な話があるの」
「どうしたの?お母さん」
母が真面目に話すなんて珍しい
「お母さんね、イギリス支店に赴任することになったの。一年」
「そうなの!?」
「それで真斗には日本に居てほしくて...」
「えぇ..俺もイギリス行きたい」
「海外は日本より危ないって言うし。瑠那も結月も日本に居てもらうつもり」
「そっか」
「それと..男性保護官をつけてほしい。安全のために」
男性保護官といえばあれだろう。ずっと一緒にいる人、安全のために。なんかヤダなぁ
「別に一人で出かける事とかないから大丈夫。絶対に誰かと一緒にいるからさ」
「それでも...これからお母さん単身赴任するから...」
「単身赴任って言っても一年くらいでしょ。そんな長くないよ。それくらい大丈夫」
「これに関しては本当にお願い。私は怖いの...帰ってきたときに最初に病院に行くのが..」
そんな美人に上目遣いされたら...しゃーない
「もう!わかったよ。じゃあ人は選ばせてね。」
「よかった!最低三人は必要だからよろしくね!」
「はいはい」
''''''''''''''''
と、言っても成績とか気にせず好みの顔で選ぶだけだし。成績とか変わらんでしょ。簿記一級受かったのに最低点取った人と最高点取った人、どっちも変わらない気がする。気がするだけ?
まぁそんなことはどうでもよくって。スマホから選べるって言ってもな...あ、この人別嬪さんだしこの人にチェックしとこ。涼瑠衣さん、22歳ね。
あとは...この人かわいいし入れよう。夜風比奈さん15歳。俺より若いけど大丈夫そ?まぁ資格を持ってるってことはできる人ってことだし?いいだろ。
あとは〜美人のこの人にしとこ〜。古井星華18歳。こんな感じでいいかな。
男性保護官は五時間以内にご自宅へ向かいます。ご自宅でお待ちください
よし。こんなもんでいいかな。
「お兄ちゃーん?ちょっと来て〜」
「はーい!今行く〜」
結月に最近勉強を教えることが多くなった。しかもなんか胸を押し付けてくる
「結月?ちょっと近いんじゃ?」
「え?そうかな?」
故意だろいい加減にしろ。
''''''''''''''''''''''''
「で、ここにxを代入したら」
「おぉ〜!できた!ありがとう!!」
結月かわいい。もう自分の妹じゃなかったら告白してる。
ピーンポーン
今何時だっけ、もう16時か。じゃあ男性保護官か。
「はーい」
「男性保護関東支部所属の涼瑠衣です」
「同じく男性保護関東支部所属の夜風比奈です」
「同じく男性保護関東支部所属の古井星華です」
「「「よろしくお願いします」」」
なんか迷走してきたぞ..?
出したい人を出すと一部の人を隠さなきゃ行けないからしんどいっすね。全員満遍なくというのが難しい。
あと先輩をだしたら登場人物増やしません。本当に!!!




