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人生は生きることが大事なのです。

いつも好奇心を持ち続けることです。

どんな理由があっても決して人生に背を向けてはいけません。

―――エルノア・ルーズベルト

家に帰ったら水火メロンの配信が始まってた。今日は結構早いな


「今見てる男性視聴者!DMください!!!」


---コメント----

そんなこと言ってるといなくなるぞ

DMこないだろ

お前についてくるやつなんて碌な奴じゃない

-------------


うーん...DMをしてもいいけどな。だって好きな配信者と喋れんだぜ?ガチ恋ってわけじゃないけどさ、一緒に喋ったりゲームしたいじゃん。


「まぁ来る可能性なんて地球が火星に衝突するくらい低いから言うだけ言ってみただけ」


まぁいつかな。いつか。


「あっそうだ。重大発表があります!!!!!」


---コメント---

お?

どした

珍しいな

--------------


どうしたんだろうか。まさか活動休止..?


「ミークラの参加型配信を始めようかと思います!!」


---コメント---

888888888888888

Java?BE?

うおおおおお!!

--------------


キターーーーーーーー!!!!!!


「BEは対応しない予定です。あとホワイトリスト制にするので概要欄のフォームから応募してね!」


えっ....BE対応してないの.......PCないんだけど.....


'''''''''''''


「真斗どうしたの?テンション低いけど」


「それがさ...見てる配信者の視聴者参加型があったんだけど...」


「うん」


「PC版しか対応してなかったんだよね......」


「そっかぁ。お姉ちゃんが買ってあげようか?」


「姉さんお金あるの?」


「バイトしてるしそこまで使ってないから。いつも誕生日とか気持ちだけで十分って言ってたし一回ぐらいでかいもの買ってあげたいなって!」


「いやいや悪いよ...」


姉さんは自分のことに使ってほしいと思う。


「あら、瑠那と真斗どうしたの?」


「実はカクカクシカジカで...」


「瑠那が買ってくれるって言ってるならいいんじゃない?」


母さんまでこんな...


「えぇ...悪いよ本当に」


「お姉ちゃんにたまには任せてよ!」


姉さんがここまで言うのは初めてだ。いつもにまして声が張ってるし頼もうかな


「そこまで言うなら...お願いします」


###


その話の後すぐに来た。パソコン専門店で姉さんは結構通ってるらしい。


「お客様どのような物をお求めで?」


「えっと〜、Rayzon9-7970X メモリ128GB RGX6950XTかそれと同等以上のPCをください」


聞き取れなかった...なんか呪文のように言ってたけどこれで本当に大丈夫??


「了解しました!」


「ね、姉さん?それなんか凄い高そうだけど大丈夫??」


「大丈夫大丈夫!こう見えて結構稼いでるんだよ?」


稼いでるで通せる額なのか????


「こちらでよろしいでしょうか?」


「OKです!」


OKです!じゃないよ!!32万だぞ!?


「あと360hzのモニターとかあります?」


「えぇ!こちらがおすすめです!」


「じゃあそれ3枚で!」


えぇ....なんかばんばん買ってるけどこれなんぼになるんだよ..


###


結局70万になった。姉さんはブラックカードで支払ってた。なんの仕事してるんだよ


「ね、姉さん?」


「ん?」


「姉さんってなんの仕事してるの?」


「あぁ〜!普通にフリーランスエンジニアだよ!」


「あっ..そうなんだ」


高校生が?フリーランスエンジニア?

確かに姉さんは自室に籠もってることが多いがそんなことやってたのか???


「ご、ごめんね?お姉ちゃんがこんなオタクみたいなことしてて...気持ち悪いよね?お姉ちゃん真斗に言われたらすぐやめるからね?お姉ちゃんは真斗が大事だからね?だから引かないで...どこにも行かないで....」


「い、いや!大丈夫だよ!プログラミングできる人ってかっこいいし!」


「そう?それならよかった!」


なんかヤンデレみたいで怖かった。ヤンデレって本物は怖いんだな

今日はダークっぽい感じに書いてみました。あと水火メロンはいつ真斗のことを認識するんだろ。

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