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正しい判断力の持ち主は、太陽の持つ輝きはなくとも、星のように不動である。

      ―――フェルナン・カバリェーロ

「それでは前期学級委員会をはじめます」


「「「「「「宜しくおねがいします」」」」」」


「今回の議題は学級委員長・副学級委員長の決定とこれからの予定について話していきます」


学級委員長なぁ...そこまでやると流石にしんどそうだしどうしようか.....


「じゃあまず学級委員長から」


「はい!」


えぇ...池田さん即答かよ...


「他にいないかな?なら池田さんに任せるけど」


シーン


「じゃあ池田さんね。よろしく」


うおお..まじかよ。これ俺もやったほうがいい系かね


「真斗くんはやらなくても大丈夫だよ」


え、なんか男としてのプライドが貶された気分だ。なるしかない。


「じゃあ副学級委員長なる人〜」


「はい!!!」


「や、柳くんね。他にやる人は?」


シーン


「じゃあ柳くんね。よろしく」


ふん。仕事量なんてなんぼのもんじゃい。プライドを守るぜ


「じゃあ次に一年の行事について話すわね。まず7月、7月は第三休日に文化祭があるわ」


「9月ではないのですか?」


「それは9月の行事に影響していてね、9月の第二金曜日に合唱コンクール、第四月曜に体育祭があるから文化祭をしてる暇がないの」


「了解です」


「それで11月にこの高校と姉妹校の下正(もとせい)高校との祭り、上下祭があるわ。これに関してはまた今度しっかり説明するわね。あとは3月の卒業式だけよ」


「上下祭りはどこで開催されるのですか?」


「一日目は上生で二日目は下正よ」


「ありがとうございます」


なんか楽しそうだな。待ちきれねぇわ。


###


「結衣〜部活体験どうだった?」


「なんかバスケ部楽しそうかも・・吹奏楽もやりたいけど・・・・」


結衣が吹奏楽に来ないのは悲しいが、やりたいことを尊重するべきだと俺は思う


「新しいことに挑戦するのもいいんじゃない?」


「うーん......」


「斗真〜!結衣〜!」


真菜がどこからともなくやってきた。とても久々だ


「おぉ!真菜じゃん」


「むっちゃ久しぶり!!!」


「二人は部活動するの?」


「俺は吹奏楽のつもり」


「私バスケ行こうか迷ってて...真菜バスケ部だよね?」


「うん。そのつもりだよ」


「どうしよっかなぁ〜。斗真と一緒に帰れないの辛いし」


それくらい気にしなくてもいいのに


「それくらい気にすんな。俺待っとくから」


「それなら...」


「そういえば斗真、有栖と喋ってたけどどんなこと話してたの?知り合いだったの?」


「え?全く?」


「え?じゃあなんで話しに行ったの?」


「可愛かったから?」


「まぁ確かにかわいいけど.....何話してたの?」


「ゲームの話とか。意外とやってはったからまたやりましょう〜って感じに」


「そう?それだけならいいんだけど」


一体誰目線なんだお前は

関西弁出たり標準語がわからなかったりで死んでます。

あと真菜は引っ込み思案で自分の思ってることはほとんど言えませんが、有栖と結衣と斗真(真斗)だけは別です。

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