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人間が自分で意味を与えないかぎり、人生には意味がない。

 エーリッヒ・フロム

「上生高校では三人目の自殺が発生しており、精神的観点からの問題があるのではないかと思い精神学者の小西さんに来ていただきました―――」


なんでみんな死んでしまったんだろう。斗真とはアンサンブルも一緒にした仲だった。少しの恋愛感情もあったかも....いや、恋愛感情もある。だからこそ死んでしまうのは悲しい。


「奈良澤!」


「斗真!?」


「こっちだ!早く来い!」


「うん!」


赤信号でもお構いない。早く会えるのなら。待ってね。すぐ行くよ


ドン


###


「斗真おはよ〜」


「おはよう結衣」


学校2日目の朝、自転車でいける距離はやっぱ楽だ。電車だと満員で気持ち悪くなるからしんどくなるし。やはり自転車が最強である。


「斗真が学級委員なんて私びっくりだよ」


「なんか面白そうだったからさ。仕事多くなるかもしれんけど」


「そっか。斗真がやりたいことをやればいいと思うよ」


「おう」


'''''''''''''''''


国語の授業はやはり眠い。2日目なのに授業とかだるすぎだろ。でも委員長だから寝てはいけない。寝たら池田さんに迷惑かかるし。


「ねぇ斗真」


「なん」


「眠くない?」


「それなぁ〜〜〜」


やはり結衣も同じことを感じていたようだ。運命かも()


「なんか先生の話し方が眠気を誘ってくるよね」


「全面同意」


あ〜帰ってようつべみたいなぁ〜。水火メロンの配信みたいなぁ〜〜。ゲームしたいなぁ〜。正直部活もせず帰りたい。てか部活ないわ、そういえば。部活体験も先生から禁じられたし。すぐ帰れるじゃん。よっしゃ。


'''''''''''''


やっと休み時間だ。でも俺からしたら休めない。色んな人が押し寄せてくる。まだ俺に支障がでないていどならいい。俺が自由に動けるなら。俺が動けないほど固まっているのが問題。真菜とか舞美に話しかけに行けない。真菜は元々そんなに動くタイプじゃないし舞美は男に興味なさそうな態度とってるから話しかけにこない。そして俺からは来てる人が邪魔で話しかけに行けない。

なんていう負の連鎖なんだ...


「真斗くんはどんな女子がタイプなの〜?」


「うーん、外見とかそこまで関係なしに優しい人かな!」


これはまじ。てかグイグイ来ない人がタイプかな!!!!!!!!

久しぶりに真菜とも喋りたいんだけど...どうにかしてくれんもんかな....

ん?他のクラスのやつが真菜と喋ってる...


友人関係は外堀からってね。

リアルが忙しかったんです許してください

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