12.75
心配事の95%は起こらない
unknown
「今から緊急職員会議を行います。議題は男子の担当教員です」
「無難にじゃんけんとかでいいんじゃない?」
「おばさん先生じゃだめでしょ。やっぱ40以上抜いてクジが一番」
「なんですって!?」
どうせ私は初担任だし同じ学年になれただけでいいや
「小畑先生はどう思われます?」
「え?あ、私はどっちでも」
「22は若くていいわね」
「えぇ」
皮肉のレベルが低い。15年間京都にいた私をなめんな
「もうめんどくさいし全員参加あみだでいいんじゃないです?」
「じゃあちゃちゃっとあみだ書くわ」
神様なんて信じてない。別に科学者とか数学者じゃないけど神を信じて報われたことがない。
「小畑先生どこがいい?」
「どこでもいいです〜」
「じゃあ右端ね」
しかも男子がいるクラスの担任とかめんどくさいし心配事が大変だ。それなら普通のクラスでいい
「結果発表しまーす。えーと、あたりは小畑先生!」
「え、まじですか」
めんど
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ばかイケメンじゃん.........神様ありがとう。無神論信仰しててごめんよ
「はいはい、みんな静かに〜。これから自己紹介をみんなにはしてもらいます。まずはだれがいいかな〜?」
「先生最初じゃないんですか?」
え、なんでよめんどくさい
「先生最初か〜。まぁそうだね。私の名前は小畑梨子おばたりこって言います!部活は野球部で担当は国語です!よろしくね〜」
パチパチパチパチ
「じゃあもうめんどくさいし一番からで〜」
''''''''''''''
「柳真斗です。好きなゲームはMeCraftです。よろしくおねがいします。」
パチパチパチパチ
イケメンは何を言っても絵になる
「柳くんで最後だね〜。じゃあ次は学級委員決めよっか〜」
「はいはーい!私やります!」
「じゃあ池田さんね。ほかに誰かやりたい人いるかな?」
最初は早いっていう謎の伝統はここでもあるのね。自分が中高生のときもそうだった
「じゃあ俺やりまーす!」
早く決めてくれ。こっちには仕事があるのよ
「や、柳くんやるの?大丈夫?」
男子はすぐ飽きて転校するだとか仕事をしないとかを大学3回生でならった。だからできるだけ避けるべきだと。
「ちゃんとやりきるっす!」
まぁその時はその時でいいや
「うーん、じゃあ柳くんでいっか。じゃあ二人はみんなの委員会とか係とかきめてね〜」
「「はーい」」
コンクール終わりました。いろんないみで