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コロナ夢M  作者: 映像制作UMASHIKA
4/4

Mとの論戦前

■Bの情報解析

K:Mの情報、解析はどうなってる?


B:彼の最近のSNSでの発言、書き込みは五輪中止論が一番多く、その次に政府、政治への批判が多い。ただここ最近になって、気になったのは動画配信の時に日本人の価値観や人類について語っていたことは意外ではあったが時間的にも長かったし、Gとも確認してこういったことにも意識がある。


R:日本人、人類のことか、五輪も関係しているし、少し意外だけど、Mだったらそういうことも意識していても納得する。


G:人にとって、共有できる価値観があると親しみが生みやすい。だから日本人とか人類とかでまとめることで第三者も共感しやすい面もある。それに付け加えて、先進的な部分があることでカリスマのような存在になる。


Y:こういったことで彼を信じる人が増えていくのね。


B:分析から僕は五輪や政治・政府への話題ではなく、組織論のようなもの、組織の中で人がどうすれば全体としていい結果になるのか?という話題にして、過激な活動というものから軌道修正させて、落ち着いたやり方に変更するような流れに持っていけるといいなと思う。


K:そのためにも情報収集とGとのトレーニングは今まで以上に行っていこう。


G:了解、でも、Rは割合いいセンス持ってるよ。


R:そうですか?またおだててるんじゃないの?


G:そんなことないよ、天才的なものではないけど中の上くらいはいってるよ。


Y:中じゃん。

Y:それより5人目って、どうなったの?見つかった?


K:5人目ね、、誰なのかはわかった。


B:意外なところだったんで、すぐにわかった。


R:接触はできたのですか?


K:5人目は野明アリ。Mの妹だ。


R:、、、アリ。


K:アリは病院を退院して、今は東京の実家に戻っているみたいだがまだ安静が必要でほとんど外出もしていないし、Mと一緒に散歩していることも多く、今の時点で接触は難しい。


K:すまないがRから接触できないか探ってみてくれ。


R:わかりました、でも、直接の連絡先は知らないのでM経由で接触ってことになりますが、、、


K:まぁ、Rは知り合いだし、怪しまれることはないんじゃないかな。

K:やれるところまででいいから、当たってみて。


R:はい。



■Mとの論戦前


K:あと2週間後だね。


B:正確には11日後だ。


K:、、一応、自分たちもコロナに感染したらいけない時期になったから、みんなで会うのは今日を最後にして、あとは本番当日だよ。


R:はい。


K:Mとの論戦の場所、夢で見た場所と一致する。


R:動画の生配信の会場だそうです。


K取りあえず、ここまでこぎつけてよかった。


R:結局、アリとは接触できませんでしたね。


G:Mは勘違いしているみたいらしいね。


R:僕がアリに好意持っているんじゃないか、って。


B:それもきちんと利用すべきだよ。


R:茶化さないでください。わかってます。



K:うん、他に何か確認しておくことはある?


R:大丈夫だとおもいます。

R:けど、、、


G:不安か?


R:Gさんとのトレーニング、リモートでもやってもらうけど、実際とは違うから、、、


G:Rは感覚派の面も強いからリモートだと変な癖つきそうで実戦形式は今日で終わりだけど、問題はないよ。


R:リモートも歯がゆいですよね。


■G,Bの閑話

屋上でビールを片手にぼんやりとしているG、そこにBが来る、Bはウイスキーを飲んでいる。


G:11日後かぁ。


B:それで決まるのだろう。


G:正夢であればね。


B:正夢にならないという保証もないからね。


G:、、、

G:情報はどの視点でどう見るか?それは大事なこと。


B:Rに聞いたのか?


G:ひも理論を聞いたとき、直感的に頭に入ってきた。カウンセリングも心という見えないもの意識し、どう判断するかっていうことはひも理論の考え方に重なる部分もあるのだろうなって。


B:自分もだ。

B:情報を把握し、分析し、どういう結果になるのか?するのか?そういった行為は、見えない未来というのを見ようとする、導こうとするもので、いろんな次元、いろんな視点があって、わかることも多いなって思う。


G:非科学的なことはあまり考えないし、オカルト的なものは信じない。

G:仕事でもそういった話をすると患者さんに弊害が出ることもあるから、具体的な根拠があるものを話したいと思っているから科学的、実証されたものを信じることが多い。



G:でも、何でこんなことに協力しているのか?不思議に感じるよ。


G:柄でもなければ、信じたくない気持ちもあるけど、運命なのかな、、って思う。


B:、、、

B:本当であれば、乾杯したいところだけどね。


G:そういうタイプなの? プライベートだとキャラ、微妙に違う?


B:いや、、何となくそんな感じになっただけだよ。

B:コロナは予想できない状況を作り出した。こんなことが起こるとは思っていなかった。


B:当たり前が当たり前じゃなくなり、いろんな可能性もあることを意識している。

B:自分もそうだけど、いろんなものが変わっているんだろうなぁ。


G:コロナが収束したら、、、

G:一緒に飲もう。


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