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第5話〜テンプレ〜

ついに街に着ける、、

はっ!俺は一体、、、そうだ!

ゴブリンをオーバーキルで葬って、やべーステータスに気絶したんだった!

あれ嘘じゃないよな?

そう思ってもう一度ステータスプレートを見てみると、

@@@@@@@@@@@@@@@@@

名前:神原 優樹

種族:人間?

年齢:17歳

職業:全能神

レベル:??

ステータス

HP:無限/無限

MP:無限/無限

攻撃力:無限

防御力:無限

筋力:無限

速度:無限

魔法攻撃力:無限

魔法防御力:無限

魔力:無限

コモンスキル

なし

エクストラスキル

なし

ユニークスキル

なし

アルティメットスキル

全知全能

:すべてのスキルを使える。かーみーさーまー

@@@@@@@@@@@@@@@@@

とあった。

やっぱ嘘じゃなかったか、、、

どうしよ、これからがヌルゲーになってしまった。

@@@@@@@@@@@@@@@@@

考察中

@@@@@@@@@@@@@@@@@

結局、当初の目的でもあった『テンプレに出会う』を実現するために、とりあえず街に向かうことにした。

幸い、街の端っこがマップに写っているので、そこにいくことにした。しかし、速度無限は伊達ではなく、、

30秒でついてしまった。

いやいや、おかしいだろと思って後ろを振り返ってみると、アマゾンの熱帯雨林の破壊跡地みたいになっていた。行ったことないけど、アマゾン。

すると、おそらく街の入り口であろう門から、兵士であろう人物が出てきたのだった。

@@@@@@@@@@@@@@@@@

どうしてこうなった?

目の前には兵士達が渦高くゴミのように積まれている。

その中で、兵士の屍は溜まっていく。

本当にどうしてこうなった?

話は遡る。

兵士達が出てきて、最初に望んだのは模擬戦だった。

こちらは一応拒絶したのだが、相手が、

「けっ!この意気地なし!」

と行ってきたので、しょうがなくやったのだ、、、嘘です。キレました。はい。

しかし、そのままやると相手が死ぬので、『全知全能』スキルにある『手加減』を使って相手している。

最初に屍と表したが、実際に死んでいるわけではない。手加減様様である。

そうしてこの状況に至るわけだ。するとそこにー

「おい、何をやってんだ!」

ー筋肉隆々のおっさん(創造神ではない)がやってきた。するとこちらに向かって、

「申し訳ない。どうかゆるしてはくれぬか」

「その前にお前の素性を明かせや」

おっと、少し喧嘩腰になってしまった。まあいいや。

「おっと。私はレラドの街騎士団長ヤーグだ。」

ーどうやらおっさんは騎士団長のようだ

「ヤーグさんよお、これはどう落とし前つけてくれんだあええ?」

やっべ、これ楽しい。

「本当にすまない。何が望みだ?」

おっと、こちらの望みを聞いてくれるようだ。やった。

「じゃ、ギルドの場所を教えてくれ。あとついでに金をくれ。」

「その程度ならいいだろう。」

むかっ。なんか上から目線。そんなことを思っていると、ヤーグが袋を差し出してくる。

「金はこんなもんでいいか?」

そうして袋の中を見ると、銀貨が10枚と銅貨、鉄貨、銭貨がたくさん入っていた。

「いいのか?こんなにもらって、、」

「ああ。私は領主の弟だ。兄に言えばこのぐらい造作もない。」

まさかの領主の弟であった。

「じゃ、ありがたく使わせてもらうさ。じゃーな」

「ああ。私ともいつか戦ってくれ。」

そう言うとヤーグは手を振った。

こちらも手を振り返しながら、領主が戦闘狂の筋肉オヤジじゃなければいいな、と切に願うのであった。

@@@@@@@@@@@@@@@@@

街を歩く。結構賑わっている。さきほどヤーグにギルドの場所を聞いたが、ついでに普段の街の様子も聞いてみたのである。なんでも、俺がたどり着いた門は魔物が街に攻め込んできた時などに使う非常口らしい。それだったら兵士達が不審に思って襲いかかってきたのも頷ける、、のか?

そんなくだらないことを考えていると、ついにギルドに着いた。

@@@@@@@@@@@@@@@@@

ギルドに入る。ちなみにこのギルドの本名は冒険者ギルドレラド支部らしい。

入った瞬間、酒の匂いが漂う。どうやら酒場も併設しているらしい。すると酒を飲んでいた冒険者らしき人物がこちらに掴みかかってくる。

「おい、あんちゃん。いいモン持ってんじゃねーか。俺にくれよ。」

これは、、、テンプレか?

次回、冒険者ギルド

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