『独身行き遅れな最強おっさん、以下略』の振り返り
独身おっさんの連載の際にアドバイスを頂きました。参考になるかは分かりませんが、そのお礼として公開します。
評価無効、検索除外しています。
書き手の皆様の参考になれば幸いです。
私にとってのファンタジー小説とは、小説家になろうにおける王道であり、また夢ある世界である。ポイントが伸びれば書籍化するし、アニメ化だってあり得る。
そして夢を見て新連載した「独身おっさん」は失敗した。
様々な理由があるだろうが、それをそれを反省したいと思う。
私が簡単に考えるに以下三点が問題だった。
1.話が読みづらかった
2.話が面白い訳でもなかった
3.勝負は一瞬
一つずつ紐解いていこう。
1.話が読みづらかった
ファンタジーランキング上位の作品と読み比べてみる。
別に私の話が面白くないわけではない。しかし、読みやすいわけではなかった。
ランキング上位の作品と私の作品、比べると読みやすさが段違いなのだ。
話の内容は負けていないと思う。しかし、読ませる力が足りていなかった。
読みやすさとは何か?
展開の遅さと最新話の物語のわかりやすさだ。
「独身おっさん」は展開が遅かった。
だがランキング上位の作品は、一話で終わりつつも、次の展開をチラ見せしていた。
要するに、ヒキが弱かったのだ。
「次、どうなるんだろう?」が抜けていたのだ。
さらに最新話から読むと、話がよくわからない。
当然だが、一話目が読まれていることが前提で書いている。しかしそれではいけない。
あらすじ+最新話で話がわかるようにしなければならなかった。(もしかしたら、題名+最新話である必要さえある)
最新話だけを呼んだ読者が「なんとなく、こんな感じか」となるように作るべきだったのだろう。
2.話が面白くなかった
はっきり言うと、たぶん物語が面白くなかった。
そう思う理由はPV数が取れていたからだ。ブクマや評価を入れてくれる人が少なかった。
アクセス解析を見るとユニーク1800人いた。ブクマは50人だ。
2~3%がブクマしてくれたことになる。
ということは、読んだけどそのまま帰った人が多かったのだ。
その理由は1の理由もあるが、やはり話が人を惹きつけなかった。
最後まで読んでくれているようだが、あとがきで上手にポイントをお願いしたので、イマイチだったのだろう。
そして面白みが欠けたその理由は、物語というより文章の書き方にあると個人的に反省する次第である。演出が良くなかったのだ。
この辺りは1の理由に被る。
3.勝負は一瞬
ファンタジー小説は一日で勝負がついた。
連載初めで、ランキングに入らなければ、読まれない。
連載初めで評価やブクマを得るために、連続投稿のテクニックを用いた。
六話使い、一時間表紙に居座ると、PV300を得ることができた。
しかしPV300で、一つのラインとなる100pt以上を得るなんてまず不可能だ。
これに挑戦できなければ、ヒット作を飛ばすなんて無理な話だ。
そしてスタートに失敗すると、ズルズルと連載を続け、そして評価が入らない。
特定の読者がいたから私は続けることが出来たが、そうも甘くはいかない。
そして小説を書き溜めるにはそれなりの時間がかかる。
一月以上かけて小説を準備すると、くじ引き券が一つもらえる。
それでくじ引きを回して、当たるだろうか?
しかもそのくじ引きにあたりが入っていない日すらある。
要するに運だ。いくら投稿タイミングを研究した所で、読み切ることは難しい。
ビックデータ等を解析できれば別だろうが、しかしそれをした所で読まれる保証はない。
これが正直辛い所だった。
特に3を乗り越えるために、たくさんの作品を書いて投稿しなければならない。世の作者が作品をエタらせて新しい連載を始める理由はコレだろう。
というわけで、連載した反省点です。
私が連載した時、色々なアドバイスをいただいた方の参考になれば幸いです。