Mr.Kimの今日は. 2.
本作は仮想で作られたフィクションの物語です。 実在する人物、事件などとは無関係です。
ヨンミンは急いで服を着た。
ジーンズに濃い緑と白が交差したラグビーシャツ
ベージュの帽子をかぶったヨンミンは
車のキーをしっかり握りしめて
ホテルのドアを出た。
「ヨンミンさんが先に到着するので
近くで少し待ってください」
長くなった太陽のせいで
小さな公園は人で賑わっていた。
周囲を三度も回ってやっと やっと
少し奥まった場所に駐車したヨンミンは
そのままバス停まで歩いて行った。
*****
新婚の家。
夫婦の寝室で初めての夫婦関係の後
翌朝、ヨンミンは一人でベッドから目を開けた。
初めてだから、そうなると思っていたヨンミン
しかし、そんな一人で起きる朝が続いた。
ヨンミンは勇気を出して妻に
何か不快だったのかと尋ねると、
妻は平然とした表情で
「私、誰かがそばにいると眠れない」
と答えるだけだった。
無表情で答える妻に
ヨンミンは何とも言えないぎこちない感情を抱いた。
妻の冷たい態度は、
少しずつヨンミンの中に積み重なっていった。
*****
冷蔵庫の扉を開けたような冷たい空気が
ヨンミンの体に一瞬触れた後、消えた。
「ヨンさん、ヨンミンさん、
会社で何かあったんですか?」
バスを降りたヨンジュが心配そうな顔で
ヨンミンの手をそっと握った。
初キスの時も、
ヨンミンの袖を先に掴んでくれたヨンジュ。
ヨンミンは顔を赤らめながら、
ヨンジュの手を引き寄せて掴んだ。
*****
「本当にそれでいいんですか?」
「これがどれほどさっぱりしていて美味です
計算はヨンミンさんがやるんですよね?」
ヨンジュはにやりと笑いながら、
バナナ味の牛乳を2本振って見せた。
二人は公園近くのコンビニで
バナナ味の牛乳を買って
コンビニの中で外を見ながら座った。
向かい合ってはいなかったが、片手には牛乳、
一方の手はお互いの手をしっかりと握っていた。
「本当に今日は何もなかったんですか?」
「うーん...ただ昔のことを思い出しただけです」
ヨンミンはできるだけ感情を抜いて
ありのままを伝えようと言葉の速度を落とし、
ゆっくりと話し、ヨンジュも集中して
ヨンミンの話を聞いた。
ヨンジュに話しているうちに、
忘れていた事件も思い出した。
妻が引っかいた跡に気付かず、
ホテルのフロントのスタッフが
驚いて処置してくれたことも思い出した。
今振り返ると、ひどい結婚生活だった。
二人でありながら孤独で惨めな気持ち。
「連れて行ってください。 ヨンミンさん」
ヨンジュが先に席を立ち、ヨンミンを見つめた。
ゴミを捨てようと一瞬手を離した二人は
再び手をつないでコンビニの外に出た。
闇が降りてきて、二人は黙って歩いた。
蒸し暑い空気も 二人が握った手を
取り除くには力不足だった。
ヨンミンが運転席のドアを開けると
ヨンジュは後部座席に乗り込み、隣の席を軽く叩いた。
「ちょっと
ここに座ってみてください。 ヨンミンさん」
ヨンミンは運転席でエアコンを弱めに設定し、
ヨンジュの隣に座った。
ヨンジュが待っていたかのように、
ヨンミンの腕の一つを
自分の肩に乗せた。
ハンカチを取り出して顔全体を丁寧に拭き
ヨンミンの胸に顔を寄せた。
聞かずに、
ヨンジュがヨンミンの腰を腕に回した。
「あぁ、ヨンミンさんの匂いがとても好きです」
口ずさむヨンジュの姿にヨンミンは
知らず知らずのうちに小さく笑みが漏れた。
丸く巻き上げるヨンジュの髪が
ヨンミンの鼻先をくすぐった。
「ヨンジュさん、キスしたいです」
ヨンジュは待っていたかのように
顔を上げて目を閉じた。
バナナ味の牛乳がさらにもっと甘く、
ヨンミンの口の中に広がっていった。
読んでくださる方がいるので、引き続き書くことができます。 不十分な文章をお待ちいただいたすべての方々に心から感謝いたします。また来週の月曜日にまたお会いしましょう それまで読者の皆さんが健康でありますように~いつもありがとうございます。




