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花冷え.2.

本作は仮想で作られたフィクションの物語です。 実在する人物、事件などとは無関係です。

ああ~


ヨンミンは口を大きく開けた。

向かい合って座るがヨンジュ目を大きく開いて

ヨンミンの口にフォークで切ったケーキの一切れを入れた。


「美味しいです」


ヨンミンはにこにこした表情で、機嫌が良さそうだった。

ヨンジュは今、話してみろと言わんばかりにヨンミンを静かに見つめた。


「はい? 」


ヨンミンが首をかしげると、ヨンジュが小さく

ため息をつきながら口を開いた。


「それで、何かあったのですか?」


ヨンミンはヨンジュが作ってくれた熱い

レモンティーを一口

飲んでからゆっくり口を開いて言った。


母のメッセージを受け取って実家に行った話

この格好でお見合いをして断った話だった。


「それなら、私がずっとためらっていると、

ヨンミンさんはまた···.」



ヨンジュはヨンミンを見つめながら言った。


「正直に言います。 ヨンジュさん、

私は長くは待てませんが、ヨンジュさんが

きちんとした答えを出すまで、お見合いを見ずに

待ってます。 慎重に考えてください 」


ヨンジュは見えるか見えないかのように頷き

ヨンミンが買ってきたケーキの一切れを

フォークで切って口に入れた。


「それは、さっき私の口に入れたものです」


ヨンミンはいたずらっ子のように笑った。

ヨンジュも思わず笑ってしまった。


「でも、本当に今日は何があったんですか、

明日まで来られないって言ったじゃないですか?」


「あ…それが···」


ヨンミンの表情はいつの間にか真剣になっていた。


*****


頭の先から爪の先までしっかりと整えられた

ヨンミンのお見合い相手、彼女がコートを脱ぐと

濃厚な香水が漂う中、ヨンミンは一瞬息を止めた。


いつの間にか人工的で濃い香りが

ヨンミンには合わないと感じた。

どんなに有名な香水でも、気まずく感じた。


向かい側に女性が座り、空気の流れが

少し変わると、ヨンミンは我慢していた息を吐き出し

拒否の意思を示そうと口を開いた。


「お客様、

ご注文いただいたケーキができました。」


その時、ヨンミンが早く来て注文したケーキを持ってきた

ウェイターがヨンミンにケーキを確認させてから整理した。


ヨンミンがお見合いの場所を検索して知ったこのホテルは

デザートでも有名なホテルで、人々が投稿した写真を

携帯電話で見下ろしていたヨンミンは、

ヨンジュを思い出した。


ホテルのウェイターが挨拶をして席を立った

ヨンミンとテーブルに向かい合って座っている

お見合い相手の女性は

目を閉じて赤い唇を引き上げながら

彼女の小さなハンドバッグから

ホテルの部屋のキーを取り出し、

ヨンミンの方へ押し出した。


ヨンミンが固い表情でそのホテルのキーを見つめる

お見合い相手の女性は、

知っているのに尋ねるような感じで


「あ···それは部屋で食べるために注文したんじゃないですか」

そう言いながら、体を低くしてヨンミンにささやいた。


春だから暖かくなったしかし、

彼女のノースリーブワンピースは

ヨンミンから見ると寒く感じられ

体をかがめてさりげなく胸を寄せる動作も

ヨンミンはただ不快に感じた。


ヨンミンは席から飛び起きた。

突然の大きな音に ヨンミンの周りに座っていた

他の人々の視線がヨンミンのテーブルに止まり、消えた。


「美しい方が才能を無駄にしているようですね。」


ヨンミンはケーキが入った封筒を大切に抱えて

大股でロビーを抜け出し、エレベーターへ向かった。


会いたいです、ヨンジュさん


信号待ちの間、ヨンミンは何度も携帯電話で

ヨンジュに送るメッセージを

書いたり消したりを繰り返した。


パンパン


後ろの車から送られる音に、

はっとしたこともあった。

オフィステルに到着して初めて

助手席の下に落ちた携帯電話を拾ったヨンミン


会いたいです、ヨンジュさん

メッセージはすでに送信が完了した状態だった。

読んでくださる方がいるので、引き続き書くことができます。 不十分な文章をお待ちいただいたすべての方々に心から感謝いたします。また来週の月曜日にまたお会いしましょう それまで読者の皆さんが健康でありますように~いつもありがとうございます。

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