ASUS T90chi
次に古いのはASUSのT90chiという2in1方式、つまりモニタが分離してタブレットとしても使えるお得なタイプのコンピュータだ。
持っている中では最小最軽量の8.9インチ実測723グラム。
次のエジプトにはこれを持って行った。でも使った記憶がほぼない。ビザ申請とか危険情報見たりはした筈だけど、覚えてるのは動画を見たかプリインストールのしょうもないゲームをひたすらやったくらいの黒歴史しかないのでスマホで充分だった。
大学の後輩がお笑いコンテストに優勝したのがダハブという地中海側の街にいる時で、番組を見たのがこのパソコンだったはずなんだけど、でももっと大画面で見たという記憶があって、それならt90chiとは違う。chiなんてスマホでももっと画面広いやつあるくらい小さいのが売りなんだから。
CPUはAtomのZ3775というまた省電力モデルで、N550と比べるとPASSMARKのベンチマークでは2倍以上速い。TDP3.5Wで半分以下になっているのに。
電源スイッチが故障したので交換している。1ミリくらいのタクトスイッチを虫眼鏡で見ながらハンダ付けするのは辛かった。
でもWindowsしか起動しないので今や使う機会がない。起動時に音量ボタンを押しっぱなしにするとBIOSが設定出来るということだが、成功したことがない。Windowsから次回起動時にBIOSを出すようにすればいいのかもしれない。
電源と共用のUSB micro-B端子しかないのでブートUSBを使うのにもOTGホストケーブルが必要になる。
そこまでしてLinuxを入れても画面が縦だったり不具合が多いそうで躊躇した。
操作性も良くない。
8.9インチの小ささで1280×800の解像度なので文字が細かくて見辛い上にその画面で操作するからミスタップばかりで、今誤動作してなんかのファイルが別のフォルダに移って行ったけど何だった?見つからないぞ!みたいなことが連発した。
キーボードよりディスプレイの方が重くてバランスも悪い。
2in1なんかダメだ、やっぱり貝殻クラムシェルだなと心底思った。