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【書籍化】運良く人生をやり直せることになったので、一度目の人生でわたしを殺した夫の命、握ります  作者: 狭山ひびき
運命共同体の夫が、やたらと甘いです

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聖女の出陣 2

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今回は短いので、今日の夜19時にも1話投稿しますね(*^^*)

 マグドネル国がダンスタブル辺境伯領へ攻め入って来たという情報を得てから、二か月が経った。

 時折戦況を知らせる鷹文によると、いまだに膠着状態だという。


 一時はダンスタブル辺境伯軍が押されていたようだが、近くの領地から応援が向かい、何とか持ちこたえているうちに王都からの応援が合流した。

 王都からやって来た兵士たちはヴィオレーヌの加護のおかげで身体能力が向上しており、押されぎみだった戦況を何とか立て直すことに成功したが、ファーバー公爵軍とマグドネル国軍の両方が相手である以上、強引に攻めに転じるわけにもいかず、現在、防戦一方だと言う。


 今のところ、ファーバー公爵軍が王都へ向けて進軍を開始したという情報は入っていないが、国内の公爵家の蜂起と、マグドネル国の侵略に、市民たちは戦々恐々としているようだ。

 このままでは埒が明かないと、王都の防衛の指揮を弟のクラークに任せ、ルーファスが出陣を決めたのが二日前のことだった。


 もちろん、ヴィオレーヌもついて行く。

 ルーファスには王都で留守番していろと言われたが、ファーバー公爵軍がこちらに向かって進軍していないのであれば、王都に留まるよりは前線へ向かった方がいいと主張して譲らなかったら、諦めたように許可を出してくれた。

 王都はすでに冬が到来しており、北にあるダンスタブル辺境伯領は雪に埋もれているという。

 道中も雪道のため危険だとは言われたが、だからこそヴィオレーヌがついて行った方がいいのだ。


(わたしがいれば、魔術で補強もできるし、最悪、雪を解かすこともできるもの)


 走行中に雪崩が起きても、魔術で防ぐことができる。むしろ一緒にいた方が安全なのだ。

 城に大量の改良版ポーションを置き、道中にもポーションを作れるように空き瓶をたくさん準備してもらっておく。

 危険なのでミランダは留守番するように言ったのだが、ヴィオレーヌの身の回りの世話をする人間が必要だと聞き入れず、彼女もいっしょに行くことになった。


 モルディア国の神殿長から取扱注意と指定されているハイポーションも、万が一のことを考えて、数本、国王に渡してある。

 ないとは思いたいが、ヴィオレーヌたちの留守中に毒物騒ぎが起こったときのための保険だ。


 心配そうなジークリンデに見送られて、ヴィオレーヌはルーファスと、それから彼の護衛でもある第二騎士団たちとともに王都を出発した。





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