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ハリガネベイスボウラーズスリイ!  作者: 椎家 友妻
第五話 決戦!植葉組!前半戦
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1 決戦当日

 そして翌日、沙夜さんを賭けた植葉組との野球対決の日がやってきた。

 試合会場であるいつもの市営グラウンドへ行くと、

一塁側ギャラリーには既に数人の人が集まっていた。

 鹿島さんに伊予美、千田先輩の弟や山下先輩のお父さんの他に、

最近よく野球部の練習を見学に来る女子生徒達も来ている。

 そしていつものように鹿島さんが元気に

 「頑張れーっ!張高野球部ーっ!」

 と声を張り上げ、碇や小暮ファンの女子生徒達も、

キャーキャーと黄色い声援を送っている。

しかしそれより何より今回も伊予美が見に来てくれているので、

俺はそれだけで元気百倍勇気百倍や!

 よぉし!やるでぇっ!

 するとそんな中、

三塁側ベンチに上下黒のユニフォームに身を包んだ集団が現れた。

今日対戦する植葉組の登場や。

 選手は全員組の人間らしく、

一様にそっち系のいかつい顔つきをしている。

年齢は二十代から三十代の大人ばかりで、

その中に沙夜さんの暫定(ざんてい)フィアンセである(うえ)葉則(ばのり)(ふみ)の姿もあった。

あいつは関西大学野球の名門、

浪速ノ国体育大学でエースやったらしいけど、

一体どれほどの実力なのか、お手並み拝見というところやな。



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