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ハリガネベイスボウラーズスリイ!  作者: 椎家 友妻
第四話 真剣勝負!
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15 信じているんだかいないんだか

するとそう言われた下積先生は、

 「う・・・・・・く・・・・・・」

 泣いていた。

そして泣きながらこう言った。

 「みんな、よくここまで頑張った。

こんなに成長した皆の姿が見られて、僕は本当に嬉しい」

 それに対して先輩達が、口々に下積先生をはやし立てる。

 「何泣いてるんスか先生!」

 「泣くのはまだ早いですよ!」

 「僕はお腹が空きました」

 最後の山下先輩の発言はさておき、

そんな先輩達の言葉の後に、俺はこう続けた。

 「それに明日の試合で勝たないと、

遠川さんに正式な監督になってもらえないですからね」

 するとそれを聞いた下積先生は、

「そ、そうだね!」

と言って泣きやみ、一転して語気を荒くしてこう続けた。

 「皆!明日の試合は何としても勝つぞ!

そして遠川さんに正式な監督になってもらうんだ!

僕は君達を信じているからな!」

 下積先生も気合が入っとんなぁ。

俺達もその期待に応えられるよう頑張らんとな。

 「ホントに信じてるからね⁉頼むよマジで!

絶対に負けないでくれよ⁉負けたら一生恨むよ⁉」

 どんだけ念を押すねん⁉

ホンマに俺らを信じてんのかこの人⁉

 まあそれはともかく、泣いても笑っても試合は明日。

気合入れていくでぇっ!



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