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ハリガネベイスボウラーズスリイ!  作者: 椎家 友妻
第三話 その、ある事情とは
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4 まずは監督をスカウト

 次の日曜日、俺と下積先生は再び坂石バッティングセンターにやって来た。

遠川さんに張高野球部の監督になってもらうようにお願いに来たんや。

 「ひ、引き受けてくれるかなぁ?」

 坂石バッティングセンターの入り口に立った下積先生は、

不安げな口調で俺に言った。

それに対して俺は軽い口調でこう返す。

 「どうでしょうねぇ、でも、頼んでみる価値はあると思いますよ?」

 「正野君、何とかうまく説得してね?」

 「何言ってるんですか、彼女にお願いするのは下積先生ですよ」

 「どええっ⁉ぼ、僕がぁっ⁉」

 「そりゃそうですよ。

下積先生はウチの顧問なんやし、あの人と話ができるいい機会やないですか」

 「だ、だけど僕、恥ずかしい・・・・・・」

 「そんな事言うてる場合やないでしょ!さあ!行きますよ!」

 自分の事は棚に上げ、

俺は下積先生にそう言ってバッティングセンターの中に入った。



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