17話:魔力測定
今日もガルピア学園に通い過ごしていく日常。
うん!平和が1番だな、特に最近は面倒事もないし良い調子なんじゃないかな。
調子良すぎて後から悪い事が起きそ...
なーんてなる訳ないか。
レガル「さて、午前の授業はここまで!分からない所があれば何時でもいいので私の所まで来て下さい。午後からは皆さんの魔力測定を行うので、昼休憩が終わる前に教室に戻る様に!」
レガル先生はそう言い残し教室から退室した。
さて、自分で作ったご飯でも食べるか。
サクリア「何処で食べようかな、まあ教室でいいかなあ。」
そう思ってるとメアリが話し掛けてきた。
メアリ「サクリア君、一緒にご飯食べない?」
サクリア「ああ、構わないよ。ご飯持って来てたんだね。」
メアリ「うん!サクリア君もご飯持って来たの?」
サクリア「自分で作ったものがあるからな。」
僕達の話を聞いてたからなのか、セレインが割って入ってきた。
セレイン「ちょっと、料理が作れるなんて本当ですの?!」
サクリア「まあな、父さんに頼んで器材とか色々買って学んだからな。」
セレイン「作った物を見せて頂けないかしら。」
サクリア「良いよ、はい。」
セレイン「何なんですの、これは?」
メアリ「サクリア君、この丸いのは何?」
サクリア「何って、ハンバーガーだけど。」
2人は不思議そうな顔でハンバーガーを見つめているな。無理もないか、だってこれ地球の食べ物だもん。そりゃ聞いた事ないわな。
サクリア「食べるか?」
メアリ・セレイン「いいの!?」
また、ハモってるよ。君達仲良いだろ。
サクリア「はい、3等分にするから食べてみてくれ、出来れば食べた感想お願い。」
頷く2人はハンバーガーを手に持ち食べた。
すると同時に、2人は驚愕な表情をした。
メアリ「美味しい!美味しいよ!!」美味しい2回言ったよ。
セレイン「ちょっとこれどういう事!?母様より旨いなんて!」あ、そうなん?
セレイン「これはどういった具材を使ってやってますの?教えて貰えないかしら。」
サクリア「んー、企業秘密。」
メアリ「えー!勿体ぶらずに教えてよー!」
何だこの光景は、僕の作った物に驚愕して更には教えてと迫られている状況。
どうしたもんかな、なんて事を考えてたらネロミアが教室のドアの隙間から覗いていた。
サクリア「ネロミア、そこでなにしてんだ。」
ネロミア「いや、休み時間だしお前の所に行こうかなと来たんだけどお邪魔だったらしいね。」
サクリア「いや、ただ飯食ってただけだから勘違いするなよ。んで、何の用事?」
ネロミア「時間あるうちに学園の中見て回ろうと思って誘いに来た。」
サクリア「いや、今日は止めとく。誘いに来たのに悪いな。」
ネロミア「そうか、じゃあまた今度な。暇だったらこっちにも来いよ。」
サクリア「おう、気が向いたらな。」
そう言うと、ネロミアはドアから離れていった。
まあ、時間がある時に行ってみるか。
この後2人に質問攻めされたけど、適当に流していると休み時間が終わる頃になっていた。
サクリア「ほら休み時間も終わるから席に戻ろうね。午後の授業も始まるし。」
メアリ「むー。」
セレイン「納得がいきませんわ...」
こうして休み時間が終わり、暫くして先生が戻ってきた。
レガル「全員いますね。これから魔力測定を行いますので順番に前に来て下さい。
それが終わったら、外に出て聖竜像に祈り龍技を1人に1つ授かります。」
龍技か...どんなのが授かるんだろうな、
ちょっとワクワクする。
く!俺の中に封印されているものが解き放たれようとしているとか、そんな厨二病はない。
あの頃の自分はもういないのだ。
...たぶん。
そう思いながらも順番が回ってきた。
レガル「この水晶に手を当てて下さい。」
言われた通りにすると水晶の中から文字がうきでてきた。
ええと何なに...いち、じゅう、ひゃく、せん、
あれ?見間違いかな。
サクリア「あの先生、水晶に1000万の数字が浮き出てるように見えるんですけど。」
レガル「何だって?」
信じられないような顔をしながら水晶を覗きこむように見ている先生。
レガル「まさか、こんなことが...」
サクリア「どうかしましたか?」
レガル「いや、取り敢えず龍技の方も見ないと何とも言えない。席に戻りなさい。」
これは分かったよ。自分またやった感あるもん。
なに魔力が1000万て、子供が持つ容量にしては半端ない位多いわ。
だからこの星に来て魔法の練習してても疲れなかったのかな。
考えてると全員の魔力測定が終わったようだ。
レガル「ではこれから外に出るので、皆さん付いて来て下さい。」
先生の言う通りにして席を立ち付いて行った。
まあ、考えてても仕方ないし後からにしよう。
廊下で歩いてる最中メアリが話し掛けてきた。
メアリ「サクリア君どうだった?私2600だったの、平均より少し高かったよ。」
サクリア「ねえ、メアリ。聞きたいんだけど、
魔力の平均てどれくらい?」
メアリ「確か1500って聞いたよ。」
サクリア「あ...そう。そうだよね、そのくらいだよね。」
マジかよ...、いや分かったてたけど平均より1万倍とかなに?
メアリ「少なかったの?」
サクリア「...せん」
メアリ「ん?聞こえないよ。」
サクリア「...1000万だよ。」
メアリ「え!いっせ」
サクリア「ストップ!」
メアリ「うぶ!?」
咄嗟にメアリの口を塞いだ。
サクリア「ごめん、この事についてはまだ誰にも言わないで。」
メアリ「う、うん。そうよね。」
ふー、危ない。危うく皆に聞かれてしまうところだったよ。
ー2分後ー
こんな所に聖竜像があるなんてな、しかもデカ。
約10メートルはあるんじゃないか。
レガル「1人ずつ聖竜像の前に出て祈る様にして下さい。暫くすると龍技が発現し、その後に頭の中に龍技の名前が浮かびあがります。
ではさっきと同じように順番に来て下さい。」
1人ずつ順番に祈り、暫くすると様々な能力が現れていた。
身体強化・援護射撃・強制解除・紫炎包囲
等々、色んな龍技が発現していた。
良いなあ、特に紫炎包囲カッコよ。
お!次は僕の番だな。何が出るかなと昔ながらのガチャを回した気分で聖竜像の前に出て、膝を付くように祈った。
すると、身体から眩い光が出て来た。
サクリア「うお!?何だこれ、身体全体覆ってるし何より翼も光り輝いてる。」
声に出してると頭の中から声がした。
???『天翔闘輝、それが貴方の龍技です。』
サクリア(え、誰?女の人の声がする。)
???『初めまして、サクリア・レイン。
いえ、暁と呼んだ方がいいかしら?』
サクリア(何で僕の事を知ってるの?何時から覗き見してたの?ストーカーですか?)
???『あら?あんまり驚かないのね。』
サクリア(はい、大体の事は慣れてるんで。)
???『そうなのね、まさかあの人がこの子を選んでくるなんてね。面白いわ、どうなることかしらねえ。』
選ぶって言ったよ、何か察したかも。
サクリア(なに、父さんの知り合い?)
???『(初めて話したばかりなのに鋭いわね...)ええ、そんなところよ。』
そんなところか、まあ聞くだけ面倒だから早く終わりたいんだけど。
サクリア(あのー、何か用があるから話し掛けてきたんじゃないですか。)
???『ええ、実は貴方にもう1つの技がある事を説明しに来たの。』
サクリア(龍技は1つだけって聞いてますけど。)
???『違うわ、龍技じゃなくて人技のこと。』
何それ知らない、先生から聞いてないんだけど。
???『貴方には人間の血があるせいでもう1つの技が発現したのよ。』
サクリア(もう1つ?)
???『そう、それが人技〈共有感覚〉貴方だけの技、そしてこの技が貴方の運命を左右する。』
サクリア(え、何で急に重たい話になるの。
運命とか嫌やわー、逃げたいわー。)
???『取り敢えず伝える事は言ったわ。
今度会う時は直接で会う形になるから宜しく。
あ、忘れるところだったわ。
人技の事は誰にも言っちゃ駄目よ?
誰にもよ、分かりましたか?』
サクリア(ああ、はい。)
???『ふふ、じゃあね。』
そう言うと声は聞こえなくなった。
あの声絶対聖竜でしょー、しかも選ぶって言ってたからこの案件はちゃんと父さんに聞かなきゃ。
でなきゃ、このモヤモヤが取れない。
レガル「サクリア君、君の龍技はなんだい?」
先生には人技の事は伏せて、龍技の名前を言った。天翔闘輝か、カッコイイ感じがするから良しとしよう。
こうして午後の授業が終わった。




