11話:面倒事は続く【前編】
ースカイテールー
家から飛んで街近くまで降りた僕は、そこから歩いて学校へ行く。
一人で登校するなんてこの星では初めてだな。
父さんには悪いけど僕の為と思って...ん?
ー上空ー
バラム「大丈夫だろうか迷子になってはいないだろうか。ああ、心配だ!私がいつでも見守ってるからな。」
・・・何やってんだかあの人、過保護すぎん?
明日からはストーカー行為は止めるよう言っといたほうがよさそうだな。
飛んで行ったほうが良いんだろうけど、どうにも飛行士の資格が必要らしい。
飛ぶのは危険がつきものって言うからな、小学校で言われた覚えがある。
歩くのもなんだし走って行くか!
ー10分後ー
思いの外早く着いたなあ、正門を抜けるとメアリが入り口付近にいた。
何やってんだあんな所で?
そう思ってると、僕に気付いたメアリがこっちに走ってきた。
メアリ「サクリア君、おはよう!」
サクリア「ああ、おはよう。早かったな、わざわざ待っててくれたのか、悪いな。」
メアリ「ううん、サクリア君と一緒に入りたかったから待ってたの。あっちにクラス分けの紙が貼ってるから、一緒の教室になれるといいな♪」
サクリア「そうなんだ、僕も知ってる人が同じ教室になれば安心するよ。じゃあ向かうか。」
メアリ「うん!」
中に入った僕達はクラス分けの紙を見た。
どれどれ...1年D組か、ドラゴンのDだから良きだ。
メアリ「あ!サクリア君と同じクラスだ。」
サクリア「みたいだな、一緒のクラスになれてよかった。これから宜しくね。」
メアリ「う、うん///」
サクリア「大丈夫か?ちょっとだけ顔が赤くなってるように見えるけど。」
メアリ「ふえ?!だ、大丈夫!何でもないよ。」
メアリは顔を背けていた。
顔がちょっとだけ赤くなってたのは気になるな。
...いやいやまさか、僕の事が好きだとかそんな恋愛とかではないだろう。
無い筈...うん、ない!
それから僕達2人は1年D組の教室に入った。
名前が書かれてる席を見つけ、そこに座った。
メアリ「席、隣がよかった...。」
サクリア「まあ、流石に男と女で分けなきゃね。僕は男でメアリは女なんだから。」
メアリ「でも、私サクリア君と隣の方が良い!」
おっとー?これは駄々を捏ねるってやつですか。最初は仕方ないさ、こればっかりは。
サクリア「そんな事言わないの、多分だけど席替えもあったりするんじゃないかな。
それまでは学校生活に慣れようよ、ね?」
メアリ「うん...分かった。」
物分かり早いな。それはそれで助かるが、何でそんなに僕につき寄りたいんだ?
様々に疑問点が浮かぶ中、次々と学生達が入ってきた。
?「あ、貴方は壇上のとこで挨拶してた子だよね?ね、そうよね?」
サクリア「まあ、そうだな?」
?「何で首傾げるのよ。」
サクリア「いや、僕だって元々やるつもりないのにやらされた身だからね。
こっちとしては仕方なくやっただけ。」
?「そうなの、あ!ごめんなさい挨拶が遅れましたわ。私はセレイン・ヴァニラよ。」
サクリア「サクリア・レインだ、宜しく。」
セレイン「やはりあの方のご子息でしたのね。
驚きましたわ、それで初対面で悪いのだけど、サクリア君にお願いがあるんですの。」
サクリア「お願い?」
セレイン「っ!私の婚約者になっていただけませんか!!」
・・・・・・・・・???意味分からん、てか父さん以外にもめんどくさいのが来たし。
は~、先が思いやられるなこりゃ。
キャラの設定って、考えるのムズ...。




