第1話 目覚め
数ある作品の中から、拙作を読みに来ていただきありがとうございます。
人外転生モノが好きで、書き始めました。評価、ブクマ、感想、レビュー、いいね、お待ちしてます。というか、どんどんください。長文のご指摘から短文の感想まで、何でもいただけると、読んでいただいている実感も合わさり大変うれしく思います。
日間ファンタジー異世界転生/転移ランキングに最高180位になりました(2021/12/21)。楽しんでもらえたら何よりです。
「知らない天井だ」
俺が起きるとそこには知らない岩肌が見えた。横になっている俺は体を起こし周囲を見まわす。
俺の周囲には何もない。あるのは岩壁である。洞窟の中であろうか、とにかく見える範囲には壁しかない。
いや、正確にはほかにもある。しかし、できれば見たくない。明らかにおかしい。
カタカタカタッ
・・・・・・・・・骸骨が動いてる。
イヤァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!
待て待て待て、なんだあれ。心霊現象かなんかか。落ち着け落ち着け。夢か夢だろ。
ペコッ
.........なんか骸骨が会釈してきた。一応返礼しておく。そうすると、骸骨は去っていった。
いったい何だったんだ。
ガシャン
骸骨の向かったほうから何かが崩れる音が聞こえた。そっちのほうを向いて見ると、そこには、120cmくらいの醜悪な顔をした人型がいた。
その人型は、おそらくさっきの骸骨だろう骨を持ち何やら仲間としゃべっている。
「グギャギャ」
「グギギギ」
「グゲゲ」
俺には意味がわからないが、何やら会議をしているらしく、俺のほうを骨で指している。
イテッ
1分ほどしたところで、そのうちの一人がこちらに向かって骨を投げてきた。
それを合図にして他の人型も向かってきた。
ヒュンッコンッカンッ
人型たちは全部で三人いるようで、骨の残骸を次々に投げたり、手に持っている骨で殴りかかってきたりする。
避けられずにあたってしまうが、うーん、あんまり痛くない。
「なんか、あたってんなぁ」としか思わない。ていうか、近づいて気が付いたけどこいつら、肌が緑なんだけど。これはあれか、ファンタジーにありがちないわゆるゴブリンってやつか。
・・・・・・オイィイイイイイイイイイイイイイイイ
待てよ、地球にいるはずのない生物じゃねえか。ここは地球なのか。異世界なのか。いや、もしかしたら、未発見の生物かもしれんぞ。
あれが何か分かればいいんだけど、そううまくもいかないよな。
俺が、そんなことを考えながらゴブリンたちからの暴行を受けていると、頭の中に何やら浮かんできた。
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名前:―――
種族:ゴブリン
性別:オス
レベル:3/10
体力:25/25
魔力:2
筋力:35
耐久:40
敏捷:20
精神:10
運 :23
【固有スキル】
〔繁殖〕
【通常スキル】
〔棒術〕
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ゴブリンだって☆
だって☆、じゃねええええええええええ!!!やっぱりゴブリンじゃねーか。異世界か。いや、まだ未発見ていう説もあるぞ。
コツコツッ
地球だとしてここはどこだ。
俺は、日本にいたはずだが、こんなところに行った記憶は無いぞ。待てよ,そういえば俺はだれだ。
あれ、何も思い出せん。日本人だってことはわかるんだが、生まれがどこかとか、年齢とか、名前とか、何にも思い出せん。
コツコツッ
ゴブリンがわかったんだから俺のもわかんねえかな。ステータスってやつだよな、あれ。
出ろ!オープン!ステータス!開け!
・・・でない。うーん。ステータス出ろ!ステータスオープン!おっでた。
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名前:―――
種族:スケルトン(絶滅種)
性別:男
レベル:1/10
体力:50/50
魔力:800/800
筋力:5
耐久:2000
敏捷:10
精神:400
運 :80
【伝説級スキル】
〔戦力把握〕
【固有スキル】
〔骨格〕〔骨抜〕〔骨壺〕〔換装〕
【通常スキル】
【加護】
〔戦争と死の神の加護〕
【称号】
〔異世界の死体〕
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おい、突っ込みどころありすぎ
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