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枕の下に 希望の上に(4)

滅相ハザード

探されない九人が

苦しんで死ぬ

死んだ後から苦しんでいく

偽りが花開く

遠ざかる赤色

群がる蝿には雫の形

気持ち悪いとは言わないが

気持ちが良いとも言えない

何処かの誰かが

やりそうな事を

何処かの誰かが

やったというだけ




責任能力を問い

責任能力があったとしたら

人間ができる事

普通の人間が出来てしまう事が

増えていっているのかもしれない

あなたとの違いは

一体何だ

僕との違いは

一体何だ

わからない事が増えて

処理されていくから

サーバー落ちて

アプリも死んだ

この世界には

アンインストール機能が

付いている




人間は破綻する事はない

人間は落ちぶれる事もない

ただ

その人間の行為の結果

状況を指差して

言っているだけなんだ

元々

何もしなければ

誰かに

何かを言われる事は無い

だけれど

誰かに行動を

見てもらわなければ

自分の状況は

わからない




だが

その繰り返しが

死んでしまう時の

状況になってしまう

沢山の人々の中でなのか

アパートの片隅で

一人でなのか

そして

それに至るまでに

一度の失敗で

繰り返しが消える事もある

途中で消えてしまう

命が無くなってしまう

それでも

仕方ないのかもしれない

挑んで失敗した行動は

賞賛される物だ

命と引き換えになったとしても




秋晴れの空に

気持ち悪さを

丸め込んで捨てた

捨てれる場所がある事は

この惑星の中での

唯一の逃げ場

たまに

シールを貼って

捨てなければ

捨て切れない事も

あるけれど

馬鹿になっても良くて

天才になっても良い世界は

紅葉みたいに

色づいている

一年中

変わらずに


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― 新着の感想 ―
[良い点] ある事件思い出しました。 すごい罪と悲しみに詩にみえた。
2017/11/03 07:26 退会済み
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