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フレーバーテキスト
遥か昔。
善と秩序の神々と悪と混沌の神々の争いがあった。
とは言え、神々同士の争いは終わらなかった。
それもそのはずであり、神々は死など存在せず永遠の戦いを繰り広げたからだ。
無為を悟った神々は、決着をつける為に盤上遊戯を用意した。
その盤上に各々の陣営の生き物を配置していく。
善と秩序の神々は知恵を重視した生き物を。
悪と混沌の神々は各々の力を重視した生き物を。
最後に決着の指針として神々の能力を分け与えた旗頭となる存在を用意した。
善の旗頭は、足りない力を補う存在として。
悪の旗頭は、足りない知恵を補う存在として。
長い長い戦いの果て、勇者と魔王は互いに討ちあい、神々の争いは引き分けとなった。
しかし、神々はその争いの結末に興味を失っていた。
自分達の作りあげた盤上の世界の予想できない動きに心を惹かれいつしかそれに見入っていたのだ。
神々は盤上遊戯を止めて、善悪問わずに世界を見守る。
ここは盤上世界。
かつて神々の遊戯によって作られた世界。
神々ですら、その行く末を知らない。