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16.水中ダンジョンと刺客(3)

『デプスウォーカー ドロップ品

 トライデント     品質S

 ペガサスの肖像画   品質S

 クリュサオルの肖像画 品質S

 ????の肖像画   品質S⁺

 トライデントの欠片  品質A~F

 ペガサスの模型    品質A~F

 クリュサオルの模型  品質A~F  』


 この中身を確認して、気になる物があったのだ。『????の肖像画』だ。これは、品質S⁺なのが気になる。ほかの、品質と比べてみても上等なものだのだと理解できる。つまり、中にはいる前にここから回収する必要があるのかもしれない。


「スルーズ、こいつら倒した方がいいことになったから少しだけ時間稼いで。回復できるであろう人を召喚するから」

「わかった」


 その一言でルシの方に視線を向ければ、ルシも理解したのか一気に畳みかけるのをやめて持久戦できるように戦う速度を変更している。それを確認してから、召喚をしようとし始める。けれど、スキルの説明を確認してみて少し驚きがあった。


『召喚魔法初級 召喚可能人数 2/3』


 契約をしいるのは、スルーズだけだったはずだ。それなのに、2人になっているのは何かおかしいと思えたのだ。もしかしたら、ルシも召喚可能な人だと感じたのかもしれない。その場合は、あとで確認をした方がいいのかもしれない。

 とりあえず、召喚可能な人を選択するような感じだ。


『召喚可能な触媒

 アルヴィースとの約束(1回のみ)

 アクレピオスの杖

 ガードナーからのカード    』


 これらの中から選択するなら、アクレピオスの杖だろう。アクレピオスは、配達の時に治療とかできると言っていたからきっと回復系の能力があるのだと思う。召喚を始める。前回スルーズを召喚した時とは異なり結構なMPの消費を感じた。そして、目の前にいたのは俺が想定とは異なる人物だった。しかし、俺の意識は俺の意思と反対に薄れていくのを感じた。そのうっすらとした意識に中で優しい声が聞こえたのだ。


「ゆっくりとお休み、人の子よ」


 優しい声がしたのだ。


 目を開ければ、すべてが終わっていた。スルーズとルシが俺の近くで周りを警戒していた。その二人以外の気配がしなかったから、もしかしたら召喚失敗したのかもと不安に思った。しかし、周りの敵は完全にいなくなっていた。どういうことなのか現状把握を優先した方がいいと思い体をあげようとしたが、ふらりとめまいを感じてまた倒れる。

 俺が起き上がったことに気が付いたのか、スルーズとルシがこちらに視線を向けて驚いた顔をする。


「シオン!目が覚めたんだな。よかった。魔力を全部使い切って気絶したんだ。心配したんだぞ」

「シオン、平気?」

「あ、そうだったんだ。ごめんね、全部任せちゃったよね?」

「いや、私たちはなにもしていない。シオンが呼んだ存在が倒してくれた」

「そうなんだ」


 召喚した存在を確認できればいいのだろうけれど、それがまだできないのだ。どうやるのかとか知りたい気持ちと難しいだろうなと気持ちで葛藤する。とりあえず、ドロップ品を回収したほうがいいだろうと思い起き上がろうとすればルシに押し倒される。


「まだ起きるのはダメ。まだ、回復してない」

「そっか、でも、MPならポーションで回復できるからそれでもいいんじゃないかな」

「だめ。中毒になるかもしれない。回復は自然のほうがいい」

「シオン、ルシの言いう通りだよ。ポーション関係は飲み続けると中毒症状がでるかもしれないんだ。だから、基本自然に回復できるのであれば自然に回復した方がいい」

「そうなんだ、初めて知ったよ。教えてくれて二人ともありがとう」

「シオン、何しようとしてた」

「ん?ああ、解体してアイテムの回収しようと思って」


 その言葉と一緒にインベントリに入れた解体したときに出てきたアイテムを見せる。このどれかが、最適解の奉納品になると思ったのだ。それを伝えて、二人が解体しているのを横目にレベルが上がっているのかを確認するためにステータスを確認することにした。


『プレイヤー名:シオン Lv26 HP120 MP10/180

 STR100 INT160(+20) DEX150 AGI200  LUK320(+210)

 レベル上昇報酬   ステータスポイント+20

 詳細

 空腹度 90/100

 現在の状態:疲労

 疲労度:50/100

 称号:なし

 業績pt:10pt

 称号pt:2pt                        』


 とりあえず、MPをあげた方がいいよな。直接MPにはふれない感じだから、どのステータスの数値がMPに反応しているのかを確認してから割り振るようにしよう。そう思って、確定を押さずにいろいろなところに割り振りはじめた。そうすれば、MPはINTのステータスが反映されていることが分かった。アイテムのボーナス分も反映されているのを確認できたらから、INTを中心に上げた方がいいのかもしれないと考えられる。


【鳥と太陽さんがコメントしました】ステータスをいじっとるのか?

【隠れ蓑に隠れてない王様さんがコメントしました】気が付いたな、よし、よかった

【匿名希望さんがコメントしました】なんですか?奥さん暴れたりでもしたんですか?

【隠れ蓑に隠れてない王様がコメントしました】大暴走

【小さな存在の母さんがコメントしました】しんがいだ、そんなにあばれてない

【失恋予言師さんがコメントしました】魔力あげておきなね、今回は特別に安くしたけど次からはしないからね

【蛇と医療は神さんがコメントしました】わたしの枠を奪ったくせに


 コメント欄は盛り上がっているが、とりあえず、コメントでも来ている通りMPをあげていく方針にしようと思った。それと、空腹度も高いから軽くなにかをつまみながら2人へと声をかけたのだ。

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