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11.魔法のチュートリアル

 目の前に生えた気には小さな実がなっており光っているものと光っていないものがあった。光っているものをタップしてみれば、そこには『ファイヤーボール』と書かれている。そのすぐ隣にも光っているものがありそちらを見れば『可動式ファイヤーボール』と書かれていた。つまり、この木は別ゲーとかで表現されるものとしてはスキルツリーみたいなものなのだろう。この木ですぐ近くにあるが光っていないものにタップしてみることにした。そこには、『ウォータボール』や『アースボール』、『ウィンドカッター』が初歩にある。多分、円形のものを放出するのが基礎なのだろう。


「ステータスを上げていくべきだけど、何を上げるか悩むな。でも、魔法訓練ならばMPの向上がされる方がいいよな」


『プレイヤー名:シオン Lv6 HP120 MP120

 STR100 INT120 DEX120 AGI120  LUK200

 チュートリアル報酬 ステータスポイント+5

 レベル上昇報酬   ステータスポイント+12

 詳細

 空腹度 32/100

 現在の状態:疲労

 疲労度:79/100

 称号:なし

 業績pt:12pt

 称号pt:0pt

 【取得済みスキル】

  レイピア初級

  クリティカルヒット15連撃

  解体Level1

  火魔法初級

  初級鑑定技術

 【取得中スキル】

  初級索敵21%

  忍び歩き初級40%

  レイピア中級43%

 【取得可能スキル】

  ???術』

「これだと、若干見栄えがわるいか。なら、レベルボーナスからも入れるか?そうすると後々足りなくなった時に困るよな。今はいったん、このままにしておこう。調べるのは不本意だけど、こういうところだけ調べてみようかな。攻略方法じゃないからいいかもしれないな」


『第2フェーズが進行します』


「今回は、実行する前に告知が来るのか」


 通知音の後にカウンターが進行しだす。それは、5から始まりすぐに0へと変化していった。そして、現れたのは炎に包まれたスケルトンだった。炎に包まれているから多分、水で攻撃をするべきなのだろう。それでも、一応確認をすべきだろうから鑑定だけしてみることにした。


『フレイムスケルトン

 炎をまとったスケルトンで弓を使い攻撃してくる。近距離攻撃も可能。

 水魔法での攻撃が有効』


 炎属性に水属性はどこでも似たような設定だな。ポケットにいるモンスターは結構属性多いから困ること多いけどこれはそんなに大きいことはなさそうだから安心できそう。でも、これから増えたりするのか?


「ウォータボール」


 呪文を唱えれば炎と同じで水のボールが出現した。それは、ファイヤーボールと同じで勝手に敵へと向かって飛んでいく。しかし、フレイムスケルトンは剣でその水のボールを切って半分にしてしまった。むやみやたらに攻撃をしてもさっきの二の前でこっちがじり貧になるだけなのだろう。だから、1フェーズ目の戦闘経験をもとにレイピアで攻撃をしながら魔法を当てようとする。

 ふとその時に、思ったのは剣に水魔法をかければレイピアでの攻撃に水属性の魔法のバフがかかるのではないかと。思い立ったが吉日で実践に移そうとする。しかし、レイピアに水の渦が付くのと同時に魔法がはじけて消えてしまった。しかし、はじけた魔法がフレイムスケルトンの急所らしき場所に当たったのだろう。フレイムスケルトンが倒されていった。


「はは、幸運値ってこんなところにも関係するのか?こんなに水魔法初級はたぶんこれで取得できただろうからいいだろうけど」


 レベルは今回は上がることはなかった。どのくらい確保できたのか確認すれば、あと1あればレベルがあがるだけだった。レベルの上がる方法は敵を倒す以外もあるだろうけど、それがなんなのかは調べないといけないから今度にしようと思ったのだ。

 とりあえずは、あと2回は闘うのだろう。今、火、水ときているからたぶん、風と土はあると思う。そこから、派生していくのがスキルツリーの枝分かれなのだろう。だから、第3フェーズのあとが最終フェーズだと思うのだ。それまでの間にどれくらいレベルがあがるのかも気になるし新しいスキルの習得もできるかもしれないから頑張りたいものだ。


『第3フェーズが進行します』


 そうして現れたのはゴーレムだった。たぶん、土属性みたいな感じなのだろう。この相手なら、風が有効とかになりそうだけどどうだろうな?


『ゴーレム

 土くずでできたゴーレム。隙間などが多くありそこを突けば崩れ落ちる。

 攻撃力は高く固いが動きが遅いのが特徴

 風魔法が有効』


 想像通りの風魔法でどうにかなるのか。風だけウィンドカッターからのスタートである。ボール形状よりも殺傷能力が高そうだが、当てるのは難しそうではある。それでも、こっちが攻撃しないと向こうが攻撃してくるから大変である。


「やるしかないか。何にもないし威力もわからないからいけるか。それなら、当てよう。ウィンドカッター」


 今までは攻撃がよけられていたが、初めて初段から当てられた。システム音が聞こえるがまだ、ゴーレムが倒せていないから確認はできない。とりあえずは、目の前の敵であるゴーレムに集中することにした。

 ゴーレムは鑑定で見た通り動きがゆっくりであるが、振りかぶったこぶしを下した瞬間の威力は今までの敵の中で一番強かったのである。避けれはしたが、避けた場所がへこみクレーターが生じているのだから。結構な威力をゴーレムは放つのだろう。少し風圧でバランスを崩しかけたもののなんとかこらえることができた。ウィンドカッターをこのまま重ね掛けしながらゴーレムの足を切り落とすことができたらバランスを崩して全体的に崩れていきそうだと考えた。


「ウィンドカッター」


 今回の攻撃でゴーレムは膝に部分が切断されそこから崩れ落ちていく。大きな音とともにゴーレムは原型をとどめることはなく壊れた。これで、倒せた判定になるかは微妙だけど倒すことはできたのでいったん喜ぼう。

 そして、システムからの通知を確認すれば『一回で魔法をあてる』の業績達成通知であった。さらに、業績として『風魔法の使い手』を手に入れていた。これは、風魔法を一回も外さずに敵を倒したから獲得でくたのだろう。あとは、『幸運児』っていう隠し業績を獲得していた。


「運がいいって最高だね!だって、外した攻撃でダメージが入るんだから。って、他の業績の内容は説明口調なのになんでこれはこんなフランクなんだよ」


 目の前の敵を倒すにしても次は土関係の魔法を使うのだろう。それで、終わりなんだろうけど。


『第4フェーズが進行します』


 最終フェーズではなく第4フェーズといった。なら、この後もあるってことか。そうしたら、なにが出てくるのか想定ができないのが困るな。第4フェーズの敵は水の塊だった。それがうねうねと動き鳥を形作る。そうすると空中を飛びあがりこちらからの物理攻撃が通る感じは一切しなくなってしまった。


「鑑定」


 鑑定してみれば、その敵の存在が分かった。基本情報と想像していた魔法はあっていたが、それにしてもチュートリアルで出てくるのはスライムとかだと思ってたけどこんな普遍的なやつも出現するのだなとどこか他人事かのように思いながら魔法を構えた。


『水滴の精霊

 水の精霊が暴徒化した結果、形を変えて攻撃してくる。

 土属性の魔法が有効』


「アースボール」


 攻撃を当てようと魔法を放つ。それは、空を切るのだと思っていた。しかし、羽が大きかったのか羽に攻撃が当たった。羽に攻撃が当たったからだろうか、バランスを崩してフラフラと飛んでいる。それに畳みかけるように魔法を放つ。その魔法がしっかりとあたり精霊は形がためて亡くなったのか水滴として原型をとどめることなくばらばらになり消えていく。


「案外あっけないな。レベルアップの音もしたから、ステータスも確認したほうがいいかもな」


『プレイヤー名:シオン Lv8 HP120 MP145

 STR100 INT145 DEX120 AGI120  LUK240

 レベル上昇報酬   ステータスポイント+16

 詳細

 空腹度 29/100

 現在の状態:疲労

 疲労度:82/100

 称号:なし

 業績pt:12pt

 称号pt:0pt

【取得済みスキル】

 レイピア初級

 クリティカルヒット15連撃

 解体Level1

 炎魔法初級

 水魔法初級

 風魔法初級

 土魔法初級

 初級鑑定技術

【取得中スキル】

 初級索敵21%

 忍び歩き初級40%

 レイピア中級43%

【取得可能スキル】

 ???術

 ???魔法』


 なぜか、ステータスポイントを振り分けることなく幸運値が上昇していた。ステータスを確認している最中だったのにシステムが


『最終フェーズが進行しました』


 そう告げられて、目の前に出現したのは。

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