星1総括
今回もよろしく。
このエッセイ第1話は短編投稿したもので、それについての反省と謝罪と弁明を書いた次作の短編投稿『星1について、続き』のそのまた続き。
思うところが出来てまたつい書いてしまった。
実質第3話目となります。
***前回までの経過ざっくり
時間が過ぎて思うに、俺は前回のエッセイ(ここの第1話)で、とんでもなく黒歴史を刻んだようだな。
眉根を寄せながら人の襟首掴みに行くような文章だよ。ヤバい。
削除したいところだけど、自身への教訓というか、教材として取り敢えず残しておこうと思う。感想も貰ったし、誰かの参考になるかもしれないし。投稿したことによって起こった現象も興味深く思ったし。
投稿した短編小説に星1つけられた俺は憤りを感じ、それと同時に、投稿したことで誰かを苦しめた可能性を想像し、困惑と動揺も加算されモヤモヤ数日間悩んだ後、前ページのようなガラの悪いエッセイを書いた。星1食らった理由が知りたい焦りで。
ネットの中では良い人でいようと思ってたのに‥‥
星1の理由の推察がぐるぐる頭の中を巡って、俺の過去のトラウマ記憶も加わって、どんどん想像が拡がって、今となっては自分が少しおかしくなってたような気がする。どの言葉もしっくりはまらないあの感情。この間の気持ちは ”upset” っていう単語が一番合うような気がする。(この単語の持つ感覚、まんま外来語として日本語になればすごく小説書きやすくなるといつも思ってた)
ともあれ今は平常心保ってるけど、星1つけられて俺がオリジナル創作小説を書けなくなった後遺症は事実なんだよなー‥‥
***
あ、俺がホントに書きたいのはここからね。
それにしても、ネットの匿名性ってすごい効果だよな。
俺は憔悴して誰にも言えない気持ちを恥ずかしげもなくこんな所に公開し、『コイツ痛いヤツだな』‥‥を晒した。
まあ予想はしてたものの、ここの第1話のエッセイは、10人いてポイント2.8という平均値の低さから、星1たくさんゲットしたと推測!
実際、『星1入れられて困惑して傷ついてる』と訴えてるエッセイに、敢えて星1つけて来る人がここに何人もいるんだよね。その痛いエッセイを書いてしまった反省を述べた続きのエッセイにも更に星1つけに来てる人たくさんいる模様。俺の謝罪と弁明も相当気に入んなくてスルー出来なかったらしい。
果たしてその心理とは‥‥?
ここにいるのは、『小説を書く』『読書が好き』という、どちらかといえば人間観察、言葉の機微、人の気持ちを推察することに長けてるだろうと思われる人たちだろう。
その星1の意味はからかい? 嘲笑? 嫌がらせ? 反感? いずれにしろネガティブな感情を向けられてるのは確実で。
それなのに今、なぜか自分でも想定外なんだけど俺の口許は緩んでる。俺はMだったのだろうか‥‥‥。星1をたくさんゲットしてるというのに今回はこの症状。理由は自分でもよくわかんない。
傷ついてる人の傷口に、更に敢えて塩を塗りに来るその心理は興味深い。
その方たちの著作物がここにある確率は相当高いと見た。
なんか、そういう方々が書くのはどういうストーリーなのか、どういう登場人物が出てくるのか興味ある。文章はどうしたって人間性が現れるしね。
俺は小説書けなくなって、寝る前のお楽しみ時間が無くなったので、そういった意味でのなろう探索も面白いだろうなって思ってる。こういうのって紙の本では出来ないことだし。(俺に悪意は無く、ただの探究心です)
俺はなろうの仕様はよく分かってなかったりするけど、相互やブクマは隠せても、星つけた記録は隠せなかったと記憶してる。ひとり見つけたら芋づる式で見つかりそうな予感。いや、そういう人は叩き用に密かに複アカ持ってるのたりすんのかな‥‥知らんけど。
俺はこのエッセイで受ける星1には全然怒りも動揺もない。俺自身がこの一週間余りの間に変わったのかも。
俺は以前は小説書きに毎日なろうに来てた。ここ最近では2、3日に1回くらいだ。小説は書けそうもないし、徐々になろうに訪れることも無くなって来るんだろうって思ってたけど、ここに新たな人間観察の楽しみ方を発見したね。
***書くことについて
自分、コロナ自粛の時に文章を書き始めました。
俺の人生は政治と巨大資本からの操作に嵌った、ただの奴隷人生だって、コロナ禍での世の中の動きに違和感を感じて注視してたら、ふーっと覚ってしまった。無教養な俺は、それまでただ目の前の生活だけしか見えて無かったのに。なんか、色々考えるようになって。
政治が奴隷国民に与えてる共通の倫理観とか善悪。当然ながらそんなの法律も含め、その時の為政者の都合によって変わってくって改めて自覚。
やっぱ世の中って権力者と巨大資本企業と利権団体の兼ね合いで進むだけ。メディアも司法さえも権力に忖度し、反骨のジャーナリストは身の危険を伴い、権力者に都合の悪い主張をする者は貶められる。
メディアから発せられる人々への心理操作。知らず知らずの間に俺の頭ん中に埋め込まれていた。例えば、間近な流行遅れはダサいとか思ってしまうのはなんで? なのにアンティークは素敵? 知らぬ間に価値観まで操られてた。ワクについても同調圧ヤバかったね。
ともあれ、人ひとりの心の中すべてを他者が操れる訳じゃない。(短期間なら可能かも知れないけど)
価値観の置き所さえいつの間にか共通に向かって誘導されてる。なろうでも異世界は西洋崇拝一色だね。
けど俺たちには生まれながらにそれぞれの個性があって、その違いの部分を創造を通して見せ合って遊ぶ。
社会の秩序のために皆が同等に持たなければならない常識的行動。これは他者同士がうまくやってくための概念。その中で、匿名性で得られる心の自由を、可視化された言葉を使ってネット上に求める俺たち。
その発信には他者への配慮と慎重さが必要だと今更ながら身に沁みた。最後に、ここにて改めて前作において不快を与えた方々にお詫びいたします。
俺の世相ウォッチや人間心理探求は止まらない。書けなくなってもね。
星1については本当にここで終わり。あれこれ、ごめんなさい。