異世界転生
死んでしまった東 京介君この後どうなってしまうのか。
「・・・ラ」
誰か呼んでる?ふっとその考えが浮かぶと同時に意識が覚醒する。
「ミラ」
目を開ける。うっ、まぶしい。そこには、一人の男性と一人の女性そして男の子がいた。さっきからずっと
ミラ・・・ミラと言っている。三人とも目の色が青だ。髪は黒だけど。
ん?声が出ない。起きることもできない。手を見てみる。小さな手だ。まるで赤ちゃん・・・って、えぇぇ―ーーーーーーー!!!
赤ちゃんみたいな手ってどういうわけだよ!意味わからん。ちょっと待てよ、現状を整理しよう。俺は今日普通に起きて学校休みだからゴロゴロしていたら漫画の発売日だと気づいて財布を持って本屋さんに向かう途中、交差点で車と・・・
で、なんで俺は生きてるんだ?車は結構スピードがあった。あれにぶつかったら死んでもおかしくない。でも、実際生きている、しかも違う姿で・・・
う~ん、一体どういうことなんだろう。
待てよ・・・、死んでもう一回違う世界に転生されて、モンスターと戦うようなゲームをしたことがあるぞ。もしかしてそういうことか?
うん?さっきから視線を感じるぞ。ジー
男の子がこっち見てる・・・見た感じ6才かな?もし、本当に異世界転生したならこの子は、俺の兄にあたるのか。現世は一人子だったからな。念願の兄弟か、ってことはあの男性と女性は俺の両親?見た感じ20代後半30代前半っといったところだ。
うわっ!!急にだっこぞ。ん?外に出るのか?
ついに異世界転生しました。次は外に出ますよ。