30話 ドラゴン
百合はフリンさんと、一緒にウールの森に向かった。
そして、百合の仲間達は途中で苦戦していた。
「何なの、この敵。」
「この森に住んでるモンスターです。」
「そんなの見ればわかるわよ。」
「何で襲ってきてるのか聞いてるのよ。」
「そんなの、わかれば私達だって戦ってないでしょ。」
私達は、ウールの森の奥に進んでいたらドラゴンのウムラと会ってしまった。
「それも、全然会うことができない希少と会うのよ。」
「そんなこと言ってないで逃げるわよ。」
ウムラは、5属性を自由に操ることができる希少なドラゴン。1000年に1度起きると言われてる。
「てか、何で私達の事を追いかけてくるのよ。」
「鈴美の能力で話とかはできないのか?」
「…無理だった。知能低いみたい。」
その事に関して皆が少し笑った。
プッ
そしたら、ウムラは止まった。
妹達も止まってウムラを見ていた。
「……………………」
ウムラも妹達も何も言わないで5分が経過したとき。
「私は知能低くなんかないわー」
ウムラが、いきなり大きな声で言った。妹達は、大きすぎた音で耳をふさいだ。
「おい、お前達話聞いてるのか。」
「……………」
もちろん、聞いてなかった。
「無視かコラ。」
そしたら、鈴美が耳から手を話して質問した。
「…契約者…いますね。」
「よく、わかったな小僧。」
「…契約線が見えます。」
「お前ドラゴンの血を受け継いでるな?」
「……ハスラの血は受け継いでいます。」




