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飛鳥の蘇罪置場

方程式………時間

作者: 伐 飛鳥

君と僕との間に流れている時間


近くても

遠くても

同じ時間を共有してる


でも君より長く生きてる僕は

君の知らない時間を生きている


同じ時間を生きてるけど

君の知らない時間を僕は生きて

僕の知らない時間を君は生きてた


でもね

知ってる事もあるよ


だから迷うんだ

君の時間を僕が奪っていいのかなって

君の時間を僕も体験したから


僕が君の可能性を奪わないか

君の未来を夢を将来を…


君より先に見ているから

心配になるんだ

僕が………て


僕は今になって

流れた時間に逆らって抗ってる


流れた時間の全てが悪い訳じゃない

でも…そう強く思うんだ

だから僕は今になって

割り切れなかった答えを探してる


でもね

本当は君さえいればいいんだ

割り切れなかったのは

君がいなかったから


だけど

それは僕の答えで

君の答えなのかわからないから


だから僕は

もう一度やり直してる


君の中に僕はいてもいいのかってね

僕の願いだけじゃなくて

君の願いの中に僕はいるのかな


割り切れないココロが重なって

答えが見えないけど


ゆっくり答えを見つけるよ

その答えに君がいて


君の答えに僕がいるといいな




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