かっこいいべさ!!
「話は分かったが王都を救ってくれたことには違いない、なので何か望むものはあるか?」
うーんお金はギルドでもらったし欲しい物なんて思いつかないし・・・・うーん・・・・あっ!
「なら一つお願い事がある」
「なんだね?」
「お城の中の見学がしたい」
「「「は?」」」
王様の後ろに控えている奥さん?とアストレイと王様の声がハモる。
「あたし今王都の色んな所観光中なんだけど王城って関係者しか入れないじゃん?だから見学させてもらえれば嬉しいかなって」
「ははははは!!気に入った!その願いかなえよう!あと俺との会話に敬語はいらん!俺はお前が気にいった!」
「そりゃどうも」
王様の後ろに控えていた奥さん?が出てきて声を掛ける。
「王よ少し私もいいですか?」
「構わんよ、ここにはうるさく言うクラウはおらんからな」
「あとでクラウに言いつけますよ?さて・・・レンちゃん初めまして私の名はアンヌシア・アズエル、王宮騎士団第二師団長を勤めています、マリーナがお世話になったわねありがとう」
アズエル?あれ?もしかしてアストレイの奥さん?マリーナのお母さん?めっちゃ若いんだけど!!
見た目20代前半でナイスばでーなお姉さん!!しかも第二師団長ってめっちゃ偉い人なのでは?
じゃあその後ろにいる子供2人は?
「ああ!この子達は俺の子供だ、男の子がレオで女の子がラクスだ、今日はエレメンタルウルフが見れると思って連れて来た」
王子と王女か、まあいいか。
「マリーナ、ギンガと蒼天と一緒にあの子たちと遊んでおいで」
「はいっレンお姉ちゃん」
やっぱり顔なじみらしい。
嬉しそうに2人のもとにギンガと歩いていく、蒼天はギンガの頭の上にいる。
「でも王族がこんなとこに来て怒られないの?」
「この店の店長がな前王宮騎士団第一師団長なんだよ、酒好きが店を出したので、たまの息抜きにここに訪れるのだよ、まあ護衛は1人か2人つくがな」
「今回の護衛は私ね」
騎士団第二師団長が護衛なら誰も文句は言わないだろう。
「ねえここで、お昼は食べれる?食べれるなら頼みたいんだけど」
あたしとギンガはお昼を食べてないんだよね。
あれ?蒼天はなに食べるんだろう?虫?肉?っていうか蒼天はなんて言う魔物なんだろう?
「ねえ一つ質問なんだけど、蒼天・・・あの小鳥?はなんて言う魔物か知ってる?」
「あの青白い鳥型の魔物か・・・俺は知らん」
「私たちも知らないわ」
王さまもアズエル夫妻も知らかかった。
ギルドで調べたほうがいいかな?まあどんな魔物でももうあたしの仲間だから別にいいんだけどね。
「これはまた珍しいのを従魔にしているなお嬢さん」
料理皿を両手にもってスキンヘッドの男がこちらに歩いてきた。
「ほい、王宮騎士団流サンドイッチだ召し上がれ」
「ありがとうございます・・・あの・・蒼天・・・あの魔物・・・何なのかわかるんですか?」
「一度だけ見たことがある、あの特徴的な青白い体、羽・・あれは『ファントムイーグル』だ」
「ファントムイーグル・・・・・」
なんか、かっこいいべさ!!
「『ファントムイーグル』はランクこそBランクの魔物だけど滅多に見ることのできない希少な魔物だ」
スキンヘッドの説明では幻影魔法と電撃魔法の2種類を使い、普段は幻影魔法で姿を隠し獲物を狩っているらしい。
なのでほとんどその姿を知るものなくその数もあまり確認されていないらしい。
スキンヘッド・・・もとい前王宮騎士団第一師団長アルムさんは遠征中に偶然見たらしい。
偶然見た魔物が気になり、後でギルドに行って調べたそうだ。
ちなみに王宮騎士団流サンドイッチは分厚い肉が挟んであって、濃い目のタレで味付けしてあり中々美味しかったよ。
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