めっちゃ大騒ぎになるから!!
あたしはルシーラさんから話を聞いた後に後ろであたし達のやり取りを見ていた皆に視線を向けて口を開く。
「聞きたい事は聞けたから行こうか」
あたしがそう言うと皆が頷く。
「え?レン?緊急依頼の手続きをしていかないの?」
ルシーラさんがあたし達が外に出ようとしようとしているのを見てそう声を掛けて来た。
「そんな事をしている時間がもったいないよ」
今から街の外に出てすぐにドラゴンズに乗せてもらえばすぐに着く、さっさと行って対応した方がいい。
「色々教えてくれてありがとう、皆行くよ」
あたしはそう言ってからルシーラさんに一度頭を下げてギルドの外に出るべく歩き出した。
「さてまずは街を出ようか」
ギルドを出てすぐにあたしがそう言うとフィルミナが首を傾げ口を開く。
「え?ダンジョンに向かうのよね?馬車の手配とかしなくていいの?」
まあ一日かかるって聞いていたからフィルミナは馬車を使って移動すると思っていたのだろう。
「ダンジョンにはいくよ、だから街を出るのさ」
街中でドラゴンズに乗る事は出来ないからね!!やればめっちゃ大騒ぎになるから!!
あたし達はあわただしく行きかう人々を避けながらやっと街を出て少し歩いた所で足を止める。
一応【エリアサーチ】を使い周囲に誰も居ないのを確認した後にドラゴンズに視線を向けて口を開く。
「悪いけどオレオ達に乗せてもらいたいんだけどいいかな?あと悪いんだけど蒼天は周りからあたし達が見えないようにしてくれるかな?」
「クワッ!!」
あたしがそう言うと蒼天がそう鳴き両巽を広げて、オレオが『ギャオ!!』と鳴いた後元の大きさに戻りあたしを見てその後にその顔をあたしに近けて来て目を細める。
あたしはその顔を優しくなでた後に後ろにいるフィルミナに視線を向けて口を開く。
「ドラゴンズに乗せてもらうからすぐに着くと思う、だからいつでも戦えるよう・・・・・ってどうしたのフィルミナ?」
何故か元の大きさに戻ったドラゴンズを見て固まっていた。
「あれ?いってなかったっけ?ウインドドラゴンが仲間になったって?」
アラビータ事件の時に確か言ったと思っただけどな?と思っていたらフィルミナが現実に戻ってきたようで絞り出すように声を出した。
「聞いてはいたけど・・・・目にすると驚く以外の事が出来なかったわ」
キチンと言ってたようで良かった!『聞いてないよ!!』ってツッコミが入るかと思っちまったよ!!
「空の移動はすごくいいよ、景色がすごくいい!!って今は夜だから暗くて景色は見れないか」
そこは残念だけど今回は急ぎだからそんな事を言ってる場合じゃないんだよね。
「それじゃあ皆、ドラゴンズに乗せてもらうよ」
あたしがそう言うと皆がドラゴンズの背に乗り始める。
「まずは【魔の大森林】に向かうよ!もし途中で人が襲われたらその人達の救助する、よろしく!!」
あたしがそう言うと皆が真剣な顔で頷く。
「今回はAランクの魔物が相手だ気を引き締めていくよ!!」
あたし達は星の海へと舞い上がった。
「レン様少し先で魔物と戦う集団がいます、人は20人、魔物は70と言った所です」
空に上がって3時間もしないうちにカナデがそう声を掛けて来た。
まあ空から真っ直ぐに目的地に飛べばそんなに掛からずに着くとは思っていたけど少し早い。
「そこまで魔物の進行が速いのか」
まあAランクの魔物だから身体能力が高いからかもしれないけど。
「ならその集団を助けるよ、あたしとフィーナとガイアとリーンで下に降りる、フィルミナは上から状況に応じて動いて欲しい、残ったアニマルズはフィルミナの言う事を聞いてね」
もし戦ってる魔物の他に魔物がいたらそれを相手して欲しんだよね。
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