さっさと【魔の大森林】に向かうべ!!
「とりあえずギルドに行くよ」
【スタンピード】が起きたと言ってたからギルドに行った方がいいと判断して行くことにする。
あたし達は家を出てギルドに向かい歩きだしたのだけれど、やはり【スタンピード】の事は街中に広まってるみたいで夜も遅いのに人々が真剣な顔で行き来していた。
「レン【魔の大森林】っていう場所は知ってるの?」
ギルドを目指し歩いているとフィルミナがそう聞いてきた。
「知らないんだよね」
ハウダック王国には何度も来てるけど王都から出た事が無いんだよ、それにギルドも二回くらいしか行った事が無い。
「ギルドで場所や状況を聞くしかないんだよ」
あたしの言葉にフィルミナが真剣な顔で口を開く。
「レン、確認するわよ?私達はギルドに行き情報を聞き【スタンピード】に対応する、それでいいわね」
あたしはその言葉に頷き口を開く。
「ここはプレシアの国だからね、プレシアが困るだろから手助けしてあげたいんだ」
その言葉にフィルミナが真剣な顔で頷く。
「私も同じ気持ちよ。まあ今回の【スタンピード】に関しては私とフィーナちゃんは危険度が低いから安心して参加できるってのもあるんだけどね」
その言葉にあたしは首を傾げて口を開く。
「え?まだ【スタンピード】を起したダンジョンのランク指定はわからないのに安全って分かるものなの?」
あたしがそう聞くとフィルミナが思いっきり溜息をついた。
「あのねレン?貴女が貸してくれた魔道具のお陰で私達は怪我をしないで済むのよ?危険性が低いとしか言えないでしょう?」
フィルミナの言葉にあたしは首を傾げて口を開く。
「フィルミナ?過信するのは良くないよ?もしかしたら【超硬化】を抜くような攻撃力を持った魔物がいるかもしれないじゃん?」
あたしがそう言うとフィルミナがまたも思いっきり溜息をついた。
「あのねレン?ドラゴン系の攻撃でも傷一つつかないのでしょう?なら大丈夫なのよ」
などと話していたらギルドについた。
「流石に【スタンピード】が起きてるだけあって人の出入りが激しいね」
討伐者やギルド関係者が夜遅いにも関わらすに物凄くいる。
「さて・・・どうするべ」
ギルドに来たはいいけれどどうやって情報を調べるかを考えていると聞き覚えのある声がした。
「あら?レンも来たのね」
後ろからそう声を掛けられたので振り返ると、ルシーラさんがニコニコしながらあたしの所へ向かい歩いて来た。
「ルシーラさんも来たんだ?丁度いいや!」
あたしがそう言うとルシーラさんが首を傾げる。
「今回の【スタンピード】の場所や【魔の大森林】って所の情報が欲しいんだよ、あたし達は全然知らないんだ」
あたしがそういうとルシーラさんが納得したように頷き口を開く。
「まず【魔の大森林】の場所は王都から1日くらい離れた場所にあるわ、それと【魔の大森林】は洞窟型の入口で中はその名の通り見渡す限り大森林のダンジョンでAランク指定となってるわ」
その話を聞いていたフィルミナが口を開く。
「【魔の大森林】はもう攻略済なの?」
ルシーラさんが首を左右に振り口を開く。
「まだ攻略されてない、今は20階層までしか攻略されてないわ」
Aランク指定って事は魔物もかなり強いのがいるはずだ、それが【スタンピード】であふれ出してるってかなり厄介だね。
「ねえルシーラさん、【魔の大森林】のある方向ってどっち?」
あたしがそう聞くとルシーラさんが首を傾げた後ある方向を指さす。
「あっちの方向よ」
なるほど・・・聞く事は聞いたしさっさと【魔の大森林】に向かうべ!!
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