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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

お題

頼む……

作者: クレヨン

 身体が痛い……。

 顔は殴られなかったが、身体はボロボロだ。

 僕のどこがアイツらは、気に入らないんだ。

 学校は、僕にとってストレスの巣だ。

 「いじめ」は少なくなったと、バカ教師が言っていたが……

 そんなこと、どうでもいい!


 僕は、鏡の前に立った。

 鏡の中の「僕」は、僕のことをじっと見ていた。

 当たり前だ。

 鏡の中の僕は、僕なのだから……。

 でも、そろそろ現れてくれ!

 …………

 …………

 鏡の中の、僕はいきなり背伸びをした。

 ついでに、鏡に立つ僕は、突っ立っていた

 「よう、「僕」に今度はなに要だ?」

 鏡の中の「僕」は僕に要件を聞いた。

 いつ頃だろう、鏡に違う僕が写り出したのは、コイツとは結構の付き合いだ。

 「アイツを……」

 「やはりか、寿命少し縮むぞ!」

 全てを語る前に「僕」は言った。

 本体はいっしょだから、心が見えるのだ。

 「頼む!」

 「とうとう……か……判った」

 薄気味悪い笑いを浮かべ、「僕」は笑った。

 「日取りは……」



 四時限目の、歴史の授業眠い目をこすりながら、授業を聞いた。

 眠い僕に、熱血教師はウザイ!

 外を見ると、校内マラソンをしていたクラスがあった。

 ……頼む!



 昼休み、普段ならお昼ご飯を買いに集まる売店だが、この日は違っていた。

 パトカーが、何台も売店の外に止まり、紐で結界を作っていた。

 「なにが、あったの?」

 「体育サボった山崎が、前田に屋上から突き落とされたって!」

 「うそ、前田は授業でクラスにいたよ?」

 「だけど、取り巻き達が言うには、前田が、突き落としたのを見てるんだよ!」

 「でも、前田さぁ、鈴木先生に外眺めているのを怒られて、授業に成らなかったんだよ!」



 上手くいったか!

 あんな奴消えて亡くなれ!  

 「僕」ありがとう

 これからも、よろしくな!



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― 新着の感想 ―
[良い点] 一気に読ませるすごい迫力がありました 自分の分身が復讐をする 黒くもありますが、力強くもある作品に感じました
[一言] 事後談を考えると、死んだ子の親やマスコミ、自身の両親などが出てきて、更なるサスペンスを生みそうですね。仇討ちで鏡から出て来た相手の親に殺されそうになるなど、書き方によってはゾッとする物語が生…
[良い点] テンポが良くて面白いと思います 人が死んでいるのにラストで後味が悪くならないところがいいですねー 若干前田の仕業だとばれていますがこの後どうなってしまうのでしょうか! というのも気になった…
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